‘RETROPC’ カテゴリーのアーカイブ

X1 BASIC ROM(CZ-8RB)

2016年8月1日 月曜日

X1用のBASIC ROMボード(CZ-8RB)についてあれこれと調べてみましたので、以下のリンクからどうぞ。

X1 BASIC-ROM(CZ-8RB)

X1 BASIC-ROM(CZ-8RB)

YAMAHA YISの実機写真

2016年1月12日 火曜日

ある方から、YAMAHA YISの本体とキーボードをお借りできましたので、とことん写真に収めてみました。

YIS本体

YAMAHA YIS写真集

以前、「ヤマハYIS」というタイトルでYISについて調べたことをまとめましたので、記事内容と比べながら写真を見ると、ハードの理解が深まると思います。

お借りした本体は4枚のボードがささっていたので、PU-1-20です。
以前調べたとおり、外部の映像出力は映像処理用のカードではなく、DDAカードから出力されていましたが、映像処理用のカードにも2つの外部出力端子がありました。(用途不明)

キーボードにはスピーカーとボリュームらしきものがありました。

起動用のOSがないのと、不用意に通電したくなかったので動作は未確認です。

FX-9000P分解写真

2015年12月5日 土曜日

FX-9000Pを分解する機会を得られたので写真を撮ってみました。

Googleフォト:FX-9000P分解写真

内部の基板が破損しているため起動しません。2つのROM(4Kbyte+8KByte)は直付けなので、剥がしてから吸い出ししてみようと思います。

FX-9000P

ArduinoでMSXカートリッジを読み出してみる

2015年11月8日 日曜日

最初に書いておきますが、ArduinoでIOエキスパンダICを使うのが主な目的で、読み込むカートリッジはメガロムとかではなくて32KByteのものです。

MSXのカートリッジは16bitのアドレス線と8bitのデータ線と何本かの制御線を使って読み込むことができます。一方、ArduinoのI/Oポートはボードサイズの割には本数が多いのですが、アナログ/デジタル兼用だったりデジタル14本で16bitまとめて扱えなかったりと、直結するには少しだけ面倒です。

そこで、MCP23017というICを使って、ArduinoのI/Oポートを増やします。

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MSXのゲーム ガイアとはなんだったのか

2015年10月6日 火曜日

ガイア(GAIA)はMSXで動くゲームです。数あるMSXゲームの一つなのですが、出回りが少なかったからか、昔から入手しにいゲームだったようです。もちろん私も遊んだ事がありません。

広告やパッケージデザインの面白さもあってか、ガイアを求める(一部の)熱狂的な方々が現れ、その方々の声が面白くもあり、またそれに便乗する人も現れ(ボクもそうですネ)、「はたしてガイアは本当に実在するのか?!」みたいな、ちょっとした悪のり感があったりもします。

無い無い騒いでいたら、むしろ世間評価での希少性が高まって、それほど貴重なら手放すまいと思うコレクターさんや、金ならいくらでも出すコレクターさんが現れてくるので、より入手できなくなると思うのですが(笑)

このあたり、実際のゲーム自体の評価ではなく、後の騒がれ方で(一部で)価値が高まり(一部で)伝説と化してしまったというのが面白い話だと思います。個人的には、プレステ2のびっくりマウスを思い起こさせます。2chのスレ、まだ続いてて、毎日書き込みされてるんですよ。

それはともかく、ガイアが実在するのかどうかといったら、それはまぁ、これまでネットに上がっている情報だけでもあると断言できるのです。

例えば広告ですが、「往訪、サムソンSOFT。」に広告の画像があります。

しかし、広告を出したはいいけど、ゲームが完成せずに発売に至らなかった、そんな話はゲーム業界にいくらでもあるので、実在するとは限らないのです。

まだ情報はあります。同サイトでは、MSXマガジンの紹介記事が掲載されていました→「奇しくも、同じページに。

この画面、まさにMSXですね!画面制御ICにTMS9918を使ってたらMSXじゃなくても同じような画面になりますが。

しかし、ゲーム画面が雑誌に紹介されたけど、ゲームが完成せずに発売に至らなかった、そんな話はゲーム業界にいくらでもあるので、実在するとは限らないのです。

そこで次の資料を。MSX MAGAZINE 1986年9月号INFORMATIONコーナーではガイアの遊び方が説明されているどころか、ページ隅にはガイア開発・販売元のサムスンSOFTの方が直々にコメントされているのです。

この記事にちりばめられた数々のキーワードから、このゲームの内容をうかがい知ることができます。パズルでありシューティングでありPRGでもあるこのゲームは、ヘルメット、盾、鍵、タイマー、オイル、爆弾といった6つのアイテムを駆使し、落下物と動く壁に注意しながら、画面右下にあるエネルギーバルブから充電して右上のドアに向かう、そんなゲームのようです。「うらガイア」とはいったい・・・!?

もう、これだけの情報があったら、想像だけでガイアを移植できそうですし、かつて私も妄想だけでガイアを移植しようと思ったりもしましたが、作っているうちに『ガイア、これは人類が手を出してはいけない領域なのでは・・・』と恐ろしくなり手を引きました。まぁ、ドット絵を描くのが面倒になっただけなのですが。誰かドット絵を描いてください。あとBGMも。いやそもそもMSXのガイアってBGMあるんですかね?Mマガのレビューには「しみじみと静かなアクションゲームでーす」って書いてあるのでBGMは無いかもですね。

それはともかく、当時、ガイアはどのような評価を受けたゲームだったのでしょうか?その答えの一つがログイン1988年5月号にありましたので、引用します。

おぉなるほど、当時から幻扱いだったことが読み取れますね、って、発売から2年後の記事なんですけどね。

肝心の評価は手厳しいというか、私がこのレビューから読み取ったガイアの感想は「退屈ゲーム」だったんではなかろうかと。たまにありますね、つまらないとかわかんないじゃなくて、退屈なゲーム。途中でもういいですー・・・って思っちゃうゲームありますね。
2015年の今、面白いとか面白くないとかいう観点でレトロゲームを評価すると、各方面から大人気ないとか、遊んでもいないゲームを想像で評価するなとかおしかりを受けそうですが、この先、このガイアを実際に遊べる機会は無さそうなので、想像で自己レビューするくらいはお許しください。

ここまできたらもうガイアは実在すると言えるでしょう。

こうなると、むしろ実在しない方がネタとして面白いわけでし、実際にガイアの動画がネットにでもアップされでもした日には「へーこういうゲームだったんだー」の一言で30年来の幻が一瞬で終わってしまうでしょうから、幻のゲームであるガイアの伝説を守るためにも「ガイアがどのようなゲームなのかはいまだ謎である」といった記録だけをゲーム史に刻んで頂きたいものであります。

そのほか参考資料:春のガイア祭2012

検索向けキーワード:ガイアの紋章、ガイア幻想記、ガイアが俺にもっと輝けと囁いて以下略

PC-6001mkII版ハイドライドをSMC-777に移植

2015年7月7日 火曜日

移植しようとしたきっかけとか、まるで無くて、なんとなーく移植してみたくなったので移植しました。オモチャ(SMC-777)が手元にあったから、という以外の理由が思い当たらず、趣味のプログラミングとして楽しんだというところです。かかる費用は自分の時間だけですし。

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X1のデジタルRGBをFRAMEMEISTERにつなぐ

2014年10月31日 金曜日

X1のデジタルRGB出力を今時のテレビで観たい・遊びたい人向けの回路です。

X1のデジタルRGBをFRAMEMEISTERにつないでみる

PC-6001 SCREEN MODE4 の色滲みを調べる

2014年10月31日 金曜日

別サイトへのリンクですが、PC-6001の色のにじみ現象とはなんなのか、とことん調べてみました。NTSCで色が出る仕組みや、AppleIIの発色方法などの参考にも。

PC-6001 SCREEN MODE4 の色滲みを調べる

色滲み

X1 JODAN-DOS

2014年7月23日 水曜日

JODAN-DOSという、SHARP X1のユーティリティがあります。当時のX1ユーザの方ならご存じなのでしょうけど、私のように最近になってX1を(ちゃんと)使い始めたユーザだと存在すら知らなかったりします。雑誌掲載のプログラムなので、その雑誌さえあればなんとかなりますから、図書館で調べてきました。
当時のOh!MZ(X)の編集理念を思い出してみると(私はOh!Xからの読者でした)、プログラムリストをここにUpしてもいいんじゃないかな・・・と思うのですが、著者や関係者の方々の許可無くしては出来ませんので、手がかりだけでも。

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初代パソピアの音楽機能

2014年7月18日 金曜日

初代パソピアの音まわりの機能について図書館にある本から調べてみました。実機もマニュアルも持っていないので、書籍からの情報の寄せ集めです。一番最後に結論が簡潔に書いてあります。

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3inch フロッピーディスク

2014年4月21日 月曜日

X1Dや日立系のマイコンで使われていた3inchディスクの実物をお借りしたのでながめてみました。3.5inchではないですよ。

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EPSON QC-10

2014年4月15日 火曜日

QC-20を調べたついでといってはなんですが、後継機のQC-10について少々。

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EPSON QC-20

2014年4月5日 土曜日

QC-20はEPSONから1982年4月頃に発売された8Bitのビジネス向けパソコンです。

QC-20広告

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電子楽器用LSI TMS3631

2014年3月8日 土曜日

一部で話題のFM音源ガチャですが、TMS3631という音源チップが入っていたようです。TMS3631はTI社ことTexas Instruments(テキサス・インスツルメンツ)が1980年代の初め頃(70年代?)に発売した電子楽器用のLSIです。

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ヤマハYIS

2014年2月6日 木曜日

かつて、ヤマハから、YIS(ワイズ)というホームコンピュータが発売されていました。ヤマハのパソコンでYISというとMSXを思い出す人の方がほとんどだと思いますが、そのYISではありません。

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SANYO PHC-1000

2013年11月23日 土曜日

三洋電機五十年史という、三洋電機が自らまとめた社史があります。創立から2001年くらいまでの歴史をまとめた内容なのですが、マイコン/パソコンについてはほとんど触れられていませんでした。ただ、三洋のパソコン第一号機がPHC-1000であるという記述があり、それをキーワードにして三洋電機技報という資料を見つけましたので、ここにまとめておきたいと思います。

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mybrain(マイブレーン)3000

2013年11月1日 金曜日

mybrain700/800に引き続き、mybrain3000について調べたことをまとめます。実機は持っていません、誰かください。

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Raspberry PiにAY-3-8910をつないでみた

2013年10月5日 土曜日

Raspberry Piには、GPIOという入出力端子があるので、音源ICを接続してみました。

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東芝科学館に行ってきたよ

2013年9月28日 土曜日

2013年9月末で閉館することになった、東芝科学館に行ってきました。2014年中に別の場所でリニューアルオープンする予定だそうですが、展示物が変わるかもしれませんので、移転前に見ておきたかったのです。

展示物は色々あって、リニアモーターカーの原理を説明している模型とか、超伝導のピン止め効果の実演とか(未来科学館のものよりも大きな超伝導体を使ってます)、巨大なシリコンの展示とか様々なのですが、その中でも、コンピュータっぽいものに焦点を当てて写真を撮ってきました。あ、最新のWindows8パソコンやタブレット機なんかも展示してありましたが、そういうのは家電量販店でみればいいのでパスです。

撮影した写真はGoogleのアルバムにUpしてありますが、その中からいくつか。

年表

RETROPCerとしては、パソピアはどこなの?!と言いたいところなのですが実機はおろか年表にも載っていません。ここに来る前の情報として、パソピアが展示されていないことは知っていて、なぜ展示されていないのか疑問でしたが、実際に足を運んでみてなんとなくわかりました。

東芝の事業は幅広くて、広告やCMでよく知られている家電製品だけでなく産業用の大きなものまで手がけているのですよね。1980年代のパソコンもそんな事業の一つでしかなく、更に、東芝科学館では「日本で初めて」か「世界で初めて」のものが多く展示されているので、NEC、SHARP、富士通といった当時の御三家に入れなかったパソピアシリーズが展示されないのはしょうがないのかなと。
そんなわけで、東芝製のデジカメ(出してたんだ・・・)とかMP3プレイヤー(ギガビートあったよね)のようなものも展示されていませんでした。
だったら、NECのTK-80に先駆けて発売されたTLCS-12A EX-0やTLCS-12A EX-12/5が展示してあってもおかしくなさそうなのですが。

ただ、まったくパソピアの痕跡が無いわけでもなく、

パソコン年表 パソピア

こんなところに書かれていました、よかった。

ところで、このT400ってなんだろう?

T400

[追記] タイニーPさんから教えてもらいました。こちらの記事にちょっとだけ書かれていました→【電子産業史】1989年:世界初のノート・パソコン

その他の展示物で、個人的には、ブラウン管メモリ(ウィリアムス管)を使ったマシンを見れたのが嬉しかったです。

cefucom-21を分解してみた EEPROM編

2013年7月29日 月曜日

cefucom-21本体を分解してわかったことをザックリとまとめます。

  • 基板が4枚入っていて、Z80が搭載されたボードが2枚、アナログ回路制御基板が1枚、電源回路が1枚
  • Z80が搭載されている2枚ボードそれぞれにZ80のプログラムが書き込まれたEEPROMが搭載
  • 画面制御用のLSI(VDG)の近くにCGROM用のEEPROMが搭載

2つのプログラム用EEPROMと1つのCGROMがあるので、今回はその中身をザックリとのぞいてみます。

まずはPCU-Iとプリントされた基板に搭載されているEEPROMをダンプしてみましたのでバイナリエディタで表示してみて気になる文字列を拾い出してみました。

PCUボードEEPROM PCUボードEEPROM

cefucom-21は電源投入後に機能選択メニューが表示されるようなのですが、PCU-Iに搭載されているZ80とEEPROM内のプログラムは、起動後のメニュー画面や、BASIC以外の機能(スタディ・タイム・スケジュールやCAI)を制御しているように思えます。

あと、EEPROMの後半に
PCU MML
MMLデータらしきものが入っていました。

続いてMCUボードのEEPROMをのぞいてみます。

MCU02 MCU02

こちらのEEPROMはBASICが入っているようです。起動直後はPCUボード側のZ80が動作していて、モード選択でBASICが選ばれるとMCU側のZ80に制御が移るということでしょうか。

MCU02

エラーメッセージが短縮されてない(PC-6001だとSN Errorみたいな2文字表示)ですね。

あと、EEPROMの途中に
MCU02
こんなのがありました。開発中の残骸?でしょうか。BASICの文法に互換のあるPC-6001ではBASIC ROMが16KByteですが、cefucom-21はBASIC ROMに32KbyteのEEPROMを使っているので余裕ありまくりですね。

最後はCGROMです。フォントデータは2値を1bitで表します。1文字は8×10ドットです。高さが10ドット分ですが、CGROM内では1文字を16Byteで管理しているため、1文字毎に6バイトが使われていない事になります。実際にCGROMをのぞいてみると、10Byte毎に00Hが6バイト並んでいる事がわかります。

CGROM

キャプチャ画像で気になるのは最後の方に埋め込まれているSANYOのASCIIコードですね。使われていない領域にASCIIコードでテキストを埋め込んであります。

CGROMは、MAP-1010とPHC-25のCGROMとまるっと同一でした。
MAP-1010はSEIKO製品で、PHC-25がSANYO製品です。時系列ではPC-6001のBASIC互換=PHC-25 → ハード構成をSEIKOにOEMしたのがMAP-1010 → さらにOEMでcefucom-21ということになりそうです。これらの機種はCPUと画面制御ICと音源ICが同じなので(PHC-25とMAP-1010は音源別売)、BASICにもある程度の互換がありますから、画面周りの見た目や音楽がほぼ同じように表現できます。
ただ、メモリマップや周辺回路の制御方法が違いますからマシン語レベルでは互換がありません。