PocketCHIPを有線LANで使う

PocketCHIPとPC(mac)の間でファイルのやり取りをするにはUSBメモリがお手軽ですが、いちいち抜き差しするのも面倒なものです。かといって、諸事情でWi-Fiは使えないので、頻繁にファイルのやり取りをするのであれば有線LANにつなぐとよいです。そうすることで、PocketCHIP(C.H.I.P.)がネットワークに接続されたLinuxマシンとしても使えるようになります。

PocketCHIPを有線LANにつなぐには、USBタイプのLANアダプタが必要になります。私は、バッファローのBUFFALO 10/100M USB2.0用 LANアダプタ (Wii、Wii U、MacBookAir動作確認済み) LUA3-U2-ATXを使ってみました。安いですし。

ワンランク上のギガビット対応機が数百円差で買えますが、PocketCHIPくらいの性能なら100Mでも充分かなと。(ギガビット対応機が使えるかは未確認です)

PocketCHIPのUSBに差し込むだけでOKです。このUSB LANは軽いのでPocketCHIPを縦置きにしても本体がぐらつくことはないと思いますが、LANケーブルに引っ張られてUSBコネクタがモゲる可能性があるので横置きのまま使った方がよさそうです。

USB LAN接続

ちゃんと認識できていれば、lsusbコマンドで確認できます。一行目がUSB LAN未接続、2回目の実行結果が接続後です。

lsusb

デフォストでDHCPクライアント機能が動いているので、IPアドレスが割り当てられていればif -f net addrコマンドで確認できます(ifconfigは入ってません)

addr

192.168.17.8が割り当てられたIPアドレスですね。
あとはLinuxっぽい操作をしてファイルのやり取りをしてください。

ところで、PocketCHIPのタッチパネルはズレがあるのでキャリブレーションをした方がいいです。ファームウェアのバージョンによってはキャリブレーション用のソフトが入っていないようなので、ネットからダウンロードする必要があります。手順は、このへんのページが参考になります。PocketCHIPのキャブレーション設定とブラウザとメディアプレイヤーをインストールしてみる

ちなみに初期のrootパスワードはchipです。本体同梱の電子マニュアルに書いてあります。

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