PC-6001A

海外(アメリカ?)で発売されていたPC-6001A(またの名をNEC TREK)をretropc.netのえらいひとから借りることができたので、とことん調べてみました。

PC-6001A背面

背面写真をみるとMADE IN JAPANと書かれているので、生産自体は日本で行われていたようです。

PC-6001A内部

一番の違いはキーボードの作りです。形状はもちろん、キーのタッチ感が全く違い、とても打ちやすくなっています。また、「かな」キーは「ALT CHAR」になっています。

CPUやメモリといったハードウェア周りは、使われている半導体の型番まで日本のPC-6001と同じでした。細かい動作までは確認していないので、もしかするとWAIT信号の入り方やCPUクロックが違ったりするのかもしれませんが未調査です。内部の作りは日本版よりもシールド周りがしっかりしていてキーボード、RF出力周り、スピーカのアースがとられています。

BASIC ROMを吸い出して日本版PC-6001のROMと比較してみたところ、プリンタ周りのひらがな・カタカナの処理が少しだけ変更されていてあとはまったく同じでした。

ひらがな・カタカナが無い分、内蔵フォントが大きく変わっています。実機から出力した画像をtwitpicにアップロードしてあります。

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