P2B-S / ASUSTek
CPU Type:Slot 1 (SC242)
Chip Set:82443BX (440BX) + 82371EB (PIIX4E) / Intel
FSB Clock:66, 100MHz
RAM Module Type:168pin 3.3V PC/66・PC/100 SDRAM DIMM *4
Ext.Slot:x2 AGP *1, 32bit 33MHz PCI *3, 32bit 33MHz PCI/ISA *1, ISA *1
Ext.Onboard Device:AIC-7890 Ultra 2 Wide SCSI
Power Supply Type:ATX
Board Form:ATX
BIOS:Award Modular BIOS v4.51PG
一時期のASUSTekの主力商品であったP2B-Fのバリエーションモデルの一つ。
オンボードでAdaptecのAHA-2940U2W相当のSCSIコントローラセットを(つまりUltra2Wide SCSIコントローラであるAIC-7890だけではなく、同社ご自慢の“Speed Flexテクノロジ”を提供するAIC-3860 SCSIトランシーバーも)搭載しているのを最大の特徴とする、Intel 440BXチップセット搭載のATXマザーボードで、基板自体は姉妹機種のP2B-LS(SCSIに加えてIntel 82558 Ethernetコントローラを搭載する)やP2B-L(SCSI無しでIntel 82558 Ethernetコントローラのみ搭載)と共通である為、82558やRJ-45コネクタの為の空きパターンがボード上に存在する。
時期的に440BX登場期の製品であって、クロックその他の設定をBIOSで行う様になる前の設計なので各種設定を行う為のジャンパが山盛りで、ターゲットとなるCPUがPentium II 450MHzまで、という仕様から2.0V以下のCPUコア電圧設定がし難い為にいわゆるCoppermine系のPentium III/Celeronが直接搭載不可で、また440BXチップセットのPCIバスマスタ本数の制限からPCI拡張スロットの本数がP2B-Fに比べて1本削られる(それでもLANとSCSIを搭載したP2B-LSでは更に1本分足りない筈だが、コネクタ4本実装のままとなっている。この辺りの仕様的な詳細は不明である)など、色々制約事項があるが、それでも設計時期を考えればかなり頑張った仕様であったと言えよう。
只、結局ACPIがらみの問題で断念された幻のP2B-Eの代替品として急造されたP2B-FのバリエーションモデルだけにこのシリーズのACPI-BIOSの挙動には問題がある様で、BIOSでACPI有効の設定ではWindows 2000の電源管理と干渉し合うのか、何故かシェアリング可能なPCIデバイスのIRQが一つに集中してしまう(しかもACPIモードでは回避不能)というトラブルが発生する事が知られている。
この為、この問題を解決するにはBIOSの電源管理をAPMモードに設定してWindows 2000のインストールも開始時の強制指定による非ACPIモードでやり直さねばならないのだが、これは他社の440BX搭載マザーボードでも幾例か報告されているトラブルであって、決してこのシリーズだけのトラブルでは無い事は強調しておこう。
但し、基本的な動作に関しては定評あるP2B-Fの眷属だけに堅実そのもので、この種の製品としては高速な部類に入る。
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