いわゆる更新記録(靖間 誠PC日記兼用)
西暦2006年5月−8月分
西暦2006年5月9日 “単発”
諸事情で急遽現金が必要となり、色々売却・ダウングレード(血涙)。
ま、自業自得なので致し方ない。
その関係でマシンを色々再構築。
冷却その他様々な事情を勘案して、AT新1号機・Zx10(お役ご免で会社から持ち帰った)・Intellistationの3台体制をZx10・AT新1号機の2台体制に再編し、AT新1号機の内容をZx10に、Intellistationの主要機器をAT新1号機に組み込んだ。
ちなみにAT新1号機のマザーボードは色々考えて密かに確保してあったX5DAEを使用し、マザボが“DAE”なのでSCSIカードはとりあえず手持ちのAHA-2940U2B、CPUはIntellistationに入れていたソケット603のXeon 2.4GHz、メモリはZx10からのPC2100 Reg.ECC 512MB DIMM2枚を転用することとした。
このあたりは将来の使い回しをある程度見越して計画していたのが功を奏した形だが、やはり転用品のRADEON 8500(BIOS書き換えで9100相当)が色々不具合を出していて、結構悩まされている。
RADEONと言えばTYANのS246x系AMD-760MP/MPX搭載マザーボードとの相性問題が記憶に新しいが、このX5DAEでもリソース干渉とか色々面倒な問題が出ており、どうしても上手く行かなくて、止む無くこいつを抜いて代わりに懐かしのRevolution 3D PCIを挿したらあっさり動作したので、RADEON(特にR200系)にはリソース取得関係で何か重大な問題があるのではなかろうか。
西暦2006年5月11日 “南無SCSI、南無SCSI”
見逃せない格安出物があったので、DELL向けOEM版ASC-39320を購入。
コントローラは2chで、それぞれが外部と内部に1chずつ出ているだけという、何と言うかかなり贅沢な仕様の1枚である。
帰宅後基板を比較してみたが、やはりというかASC-29320-RとASC-39320系(ASC-39320D系等を除く)は基板共通であった。
ちなみにこの板、BIOSが特殊仕様(RAID 0/1専用)でリテール用BIOSを書き込めないので、普通のSCSIカードとして使用するには、一旦HDDをJBODとしてBIOSで登録する必要がある。
まぁ、だからこその低価格であったのだろうが、性能面では29320-Rと同等なので、その点では不満は無い。
なお、この板はAT新1号機に使用する事とした。
西暦2006年5月14日 “D-30”
よりにもよってSM-SX200-B(アップグレード済み)を“買ってしまった”薙澤君よりひどく重い荷物が届く。
ブツはEsoteric D-30。
言わずと知れたハイエンド寄りのDAC(Digital Analogue Converter)だ。
スペックとかについては野暮なので書かないが、流石はEsoteric、造り込みが尋常ではない。
何と言うか“日本のものづくり”の神髄を見せ付けられる様な素晴らしい密度感である。
DAC代用としてこれまで長らく使用してきたDTC-57ES(メカデッキ死亡)と置き換えたのだが、流石と言うか何と言うか、「格が違う」。
PM-14+System 2からこんな音が出て来るのか、というのが正直な感想である。
西暦2006年5月25日 “E4”
Opreton 248(E4コア)を追加購入。
CGコアは発熱が耐えられず(冷却が十分行えれば不満はほぼ皆無だったのだが)、かといって1 CPUはきつかった、というのが正直な感想である。
・・・なお、明日発売の某神話体系を世界観の基本とするゲームのためにCPUを強化したわけではないので念のため。
西暦2006年5月26日 “光ファイバーコミュニケーション”
格安ジャンクでIntelのPRO/1000F Server Adapterを2枚購入。
一般的とは言い難いが性能には定評のあった光ファイバーによる1000Base-SX対応の64Bit 66MHz PCI用GbEカードである。
以前密かに買い求めておいた専用ケーブル(石英コアクラッドの光ファイバー)と組み合わせて、ひとまずAT新1号機−ZX10間の接続に使用することとした。
性能自体は通常の1000Base-Tと違わないが、レスポンスはこちらの方が良い様な感触で、本腰を入れて使うには対応ハブが欲しい感じである(苦笑)。
西暦2006年5月27日 “でもんべいん”
昨日買った“機神飛翔デモンベイン”をようやくプレイ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・何じゃこりゃぁ(絶叫)。
ムービーの電車、進行方向側にトロリーポールを上げて走ってるよ(絶句)。
何の事か判らない方もおられると思うので、野暮を承知で解説しておくと、今の日本では殆ど使われていないが、昔の電車では電気を架線から集電するのにパンタグラフではなく釣り竿の様なトロリーポール(略してポールとも言う)という機器を使用していた。
で、これは先端にヨーヨーのような形をした滑車(ヨーヨーで言えば糸が収まる部分に架線を引っかける)か、架線を引っかけられるように真ん中に溝を掘った耐摩耗合金製のスライダーと呼ばれる部品が付いていて、電車の屋根上に上下方向と水平面(360°回転)する2つの関節、それからバネの力で下から長い竿を押し上げるようにして架線に先端部を接触させて電気を流す様になっているのだが、この理屈で判る通り、これは竿を進行方向に対して後ろ向きに突き出すのが正しい。
何故かと言えば、前方に突き出すと曲線に入るときに架線から先端が外れやすく、またこれを運転士が操作して引っかかった状態を維持させるのが大変に危険(運転しながらやるようなものではない)である為で、それゆえこのポールの取り扱いは後部で車掌が行うのが原則(だからポール集電では余程特殊な条件でない限りワンマン化できない)なのだ。
長くなったが、そのポールが進行方向前方に突き出していた、というのが今回私が絶句した理由である。
電車自体は恐らくニューオリンズの路面電車(映画“欲望という名の電車”に出てきた、と言えばご存じの方もおられるかも知れない)あたりがプロトタイプなんじゃないかと思うが、静止画だけを資料としてモデリングして、機構的な理解が及ばなかったのが原因と思われ、ここから察するに、ニトロプラスにはトロリーポールのなんたるかをご存じの方はおられないようだ(汗)。
先日公開されたデモムービーの段階で判っていた、いや予想が付いてしまっていたこととは言え、これは結構堪える。
まぁ、今の日本ではトロリーポール集電を実用している電気鉄道/軌道は無く、かろうじで博物館明治村と京都の梅小路で走るN電、それから黒部のトロリーバスに残るばかりであるから、ある意味致し方ないのだが、それはそれとしてもこれは何とかならなかったものだろうか。
車両そのもののモデリングがかなり良く出来ていただけに勿体ない、というのが正直な感想である。
ムービーへの突っ込みは置いておくとして、肝心のゲーム本編についてだが、一通りプレイした限りでは結構バグがあるらしく(後で昨日付で修正パッチが公開されていた事を知った)、特に3D対戦パートで無限ループに陥ったりパッド入力が効かなくなったり大変な事になっている(苦笑)。
話自体はオールスターキャストのファンディスク的な性格が強いが、何と言うか脚本の鋼屋ジン氏の趣味とか愛とかが色々ほの見えて楽しい一本である。
西暦2006年5月28日 “35”
とうとう35歳です。以上。
西暦2006年6月4日 “7200.10”
HDD容量の空きがそろそろ厳しくなってきたので、止む無くSeagateのST3320620AS “Barracuda 7200.10”を購入。
初の320GB級HDDである。
このドライブ、垂直記録方式という、長らく「未来の記録方式」と言われ続けてきた信号記録方式が採用されているのだが、プラッタ密度自体は水平記録の最終形であるBarracuda 7200.9の160GBモデル(そう、これまで使用してきたものだ)と変わらず、1枚あたり160GBとなっている。
聞けば上位の750GBモデルとかになると187.5GB/枚まで密度が上がっている(そうでないと一般モデルの上限である4枚に収まらない)そうだが、逆に言えば下位モデルの場合、その密度差の分信頼性のマージンが確保出来る可能性があり、ギリギリの記録をしていた7200.9(信頼度で神認定だった7200.7あたりまでとは異なり、結構故障の話を聞いた)よりは幸せになれるのではないかと思う。
実のところこの機種、動作が静かでしかもアクセスが7200.8の世代と比べて露骨に速くなっており、満足度は非常に高い。
恐らくインターフェイスの3.0Gbps転送対応と16MBキャッシュ化、それにプラッタ密度向上(NL35.1を含む7200.8系は確か133GB/枚だったはず)が総合的に効いているものと思うが、基板を見ると7200.10はメモリチップが見当たらずコントローラの集約が進んでいる様なので、コントローラ内CPUのパフォーマンス向上も影響している可能性がある。
何にせよ、7200.7/8/9の250GBモデルと同価格帯でこれだけ高性能な320GBモデルが手に入るのだから、結構な事である。
西暦2006年6月10日 “板金工作”
色々不便だったので、Zx10筐体に入れていたS2895その他一式をAT新1号の筐体に戻し、そこに入れていたX5DAEその他一式をIntellistation筐体に移動させることに決定。
当然ながらIntellistation筐体は純正マザボ以外の搭載を考慮しない専用品なので、ベースプレート(メンテナンスやリテンション支持の問題もあり、マザボサイズの金属板が筐体から分離可能になっている)を外して、マザボ支持用にリベット固定されたスペーサも外し、こんな事もあろうかと用意しておいた電動ドリルでプレートの所定の位置に穴を開け、スペーサを固定して対処した。
・・・こう書くと簡単そうだが、流石IBMと言うべきか、ベースプレートの厚みが半端でなく、開口作業は困難を極めた。
加工を終え、再組立して動作状態まで丸1日以上を費やしたが、使い勝手が格段に良くなったのでこれはこれで満足である。
もっとも、もう一度同じ事をやれと言われたらかなり嫌だが(苦笑)。
西暦2006年6月12日 “VISTA”
メインマシンにテストでWindows VISTA β2をインストール。
・・・色々新しい試みが行われているのは大変結構なのだが、何と言うかXPまで積み上げられてきたGUIのオペレーション体系の良い部分を正しく理解して引き継いでいないような印象である。
VISTAと別件で、NECのND-4550Aを購入。
どうもPX-755Aでマクセルの4xメディアに書き込むと、今ひとつ品質がよろしくないように感じた(実際に測定したらどういう結果が出るか判らないが、結構干渉縞の様な模様が信号面に現れる)ので買ってみた(NECのドライブは伝統的にマクセルメディアに対するストラテジの作り込みが良い傾向がある)が、果たして安定した書き込み結果が出た事であった。
安いしDVD-RAM(殻無のみ)にも対応しているので、当分はIntellistationに組み込んで使用の予定である。
西暦2006年6月13日 “すーぱーどらいぶ”
中古保証無しで松下の内蔵用SuperDriveを購入。
以前買ってメインマシンに入れたのがあまりに便利(何と言ってもFDの読み書きの速度が2倍速になるのは有り難いし、1.2MBのPC-9800シリーズ用DOSフォーマットのメディアも特にドライバ無しで当たり前に読み書きできるのは便利だ)でもう1台探していたものだが、帰宅後包装を解いて眺めてみたところ、フレームとカバーのシリアルが異なるという激烈に怪しい代物であることが発覚(汗)。
ま、動けばとやかく言うつもりはないが、保証無しの中古商品にはこういう事もある(苦笑)。
西暦2006年6月18日 “不良”
PX-755AでDVD-RWにデータを書こうとして、失敗する事が発覚。
DVD-RWはRWメディアの常として、DVD-Rよりピックアップのレーザー出力が高くなければ書けないものなので、ピックアップそのものがヘタっている可能性が高い。
以前某PCショップで働いていた時に、PX-716Aが故障、それもピックアップの不良で持ち込まれる率が異様に高くて絶句したことがあったのだが、その時もこの種のトラブルが多発していた。
712A以前ではそういう事は殆ど無かったので、恐らく現在同社が採用しているピックアップメーカーの側に何らかの問題がある可能性が高い様に思うが、真相はどうなのだろうか。
とりあえず修理に出すことにしたが、1ヶ月の間1台ドライブが使えないのは結構痛い。
西暦2006年6月21日 “DVR-A03J”
故障している事が発覚したPX-755Aの代機として、中古で格安出物があったので、パイオニアのDVR-A03Jを購入。
いわずと知れた、for GeneralのDVD-R/RWドライブとしては第一世代の2倍速機である。
正直な所を言えば、DVR-A05J以降の方が実用性は高い筈なのだが、使用頻度が低くて2倍速でもあまり問題にならない、という事と、この手の初代ドライブは高かった(この機種の場合発売時は8万位で売られていた)分、造りが違う事からあえて選んでみた。
まぁ、こういうシチュエーションでもなければ買わなかった機種ではある(苦笑)。
帰宅後早速PX-755Aの代わりにAT新1号に組み込んでデータを書き込んでみたが、なかなかの書き込み品質で満足である。
調べてみるとこの機種、CD-Rの書き込みはBurnProofの類の書き損じ防止用書き継ぎ機構を持たないそうで、しかもCD-RのコントローラとDVD-Rのコントローラが独立しているとの由であるから、CD-R書き込みの品質にも期待できそうである。
もっとも、今のご時世にその機会がどの程度あるかは不明だが(笑)。
西暦2006年6月23日 “Quadro4”
ジャンクでQuadro4 900XGLをゲット。
メモリ128MB実装で、GeForce系で言えばGeForce4 Ti4600に相当するチップを搭載するOpenGL特化のグラフィックカード(しかも出力がこの時期には珍しくDVI-I 2系統)だ。
但し、流石はジャンクと言うべきか、何故かGeForce6600系用のクーラーが上下逆で付いていて、ケーブルが届かないので給電出来ないというかなり謎な状態であった。
幸い、手元にGeForce4 Ti4200用の純正クーラー(当然固定用穴位置が共通。ちなみに4200も4600もリファレンスでは同じクーラーだった)があったので、それを取り付けて済ます事にしたが、これは一体どういう状況で使用されていたのだろうか?
そんな怪しい代物だが、帰宅後の動作チェックで無事正常動作を確認した(喜)ので、画質も悪くない(調整で何とでも出来るレベルで、切り替え機を通しても露骨なゴーストが出ない)し、元がGeForce4 Ti4600という事でこれまで使ってきたRADEON 8500系よりは性能的にややマシ(DirectX 8.1世代である事には変わりはないが、後発であるし実装メモリ容量も2倍になるのでそれなりに高速にはなる。ついでに言えばこれは元々高価なOpenGL用なので搭載部品の品質が非常に良いのもポイントである)、という事でIntellistationに入っているSUPER X5DAEに挿して使用する事にした。
まぁ、今時のモノじゃないが、これまでがこれまでなので、一歩前進である(苦笑)。
西暦2006年6月25日 “アンプ故障”
唐突にPM-14から音が出なくなって焦る。
最初、ソースであるPC側のサウンド設定がおかしくなったかと思ってそっちを調べていたのだが、どう考えてもそちらは正常で、よくよくアンプを見てみると温度計のバックライトは点灯しているが針が0の位置のまま動いていなかった(滝汗)。
セレクタを操作するとプリ基板の方からリレー音がしているので、恐らくパワー部の保護回路が働いているか、それとも温度計がぶら下がっているコントロール基板(マイコンが載っている)の異常かのいずれかだと思うが、この資金難の折、痛い出費となりそうである(合掌)。
西暦2006年6月29日 “DVR-S303”
出費が怖い、と言いながら舌の根も乾かぬうちにDVD-Rドライブを1台ゲット。
ブツはDVR-S303。
パイオニアが出した最初で最後のDVD-R for General対応外付けSCSI DVD-R/RWドライブである。
外付けSCSIと言うと内部はATAPIインターフェイス搭載ドライブで、ATAPI-SCSI変換基板を介しているのが定石だが、実はこの機種、ATAPIのDVR-A03/103をベースとしつつ、専用のSCSIコントローラ搭載基板を起こして内蔵している。
つまり、SCSIネイティブ対応ドライブという事で、開発時期はPX-W1210TSより後だから、恐らく世界で最後に新規開発されたSCSIネイティブ対応光学記録ドライブという事になる。
もっとも、そうは言ってもDVR-A03/103がベースだから今となっては随分古い話で、メディアへの書き込み速度は2倍速(つまり現行製品には本来の対応メディアが存在せず、ファームウェア側の対応で4/8xメディアへの書き込みを可能としている)でひどく遅い。
それでも、妙な変換が入っていないため、これはPC-9821系でWindows環境から普通に使用可能な数少ない記録型DVDドライブの一つ、それも実用可能なfor GeneralのDVD-R/RWドライブとしては恐らく唯一(パイオニアの前作、DVR-S201はfor Authoringなのでもはやメディアの入手さえ叶わない。また、他社のSCSIドライブは殆どがDVD-RAMドライブである)の存在となり、その存在価値は(少なくとも現役98ユーザーにとっては)かなり大きい。
まぁ、今時こんなものを必要とする段階で終わっている気もしないでもない(苦笑)が、これが98ユーザーにとってあれば便利なモノなのは確かである。
西暦2006年7月2日 “プラド美術館展”
上野の都立美術館で開催されていたプラド美術館展を、例によって最終日ギリギリでようやく観覧。
例え資金難で苦しんでいようとも、こういう機会は逃しては駄目なのである。
エル・グレコ、ベラスケス、ファン・ダイク、それにゴヤ、と予想以上に凄まじい展示作品の数々に只々圧倒された事であった。
何よりベラスケスが4点、ゴヤが7点(しかもその内1点は近年の新発見作品)も来ていたのは驚きで、よくぞこれだけの数を貸し出して貰えたものだと思う。
まぁ、私は耶蘇の宗門ではないので、宗教画の押しつけがましい様式には正直食傷気味だったのだが、それだけに、そういう時代にあれだけの人物描写をやってのけたベラスケスの傑出した技倆と洞察力には只々感嘆するばかりである。
ゴヤについては、堀田善衛の「ゴヤ」で取り上げられていた作品の現物が見られた事の感動がとにかく大きくて、観覧中脳裏をぐるぐるとあの珠玉の名文が走り回っていたのだが、実を言うと作品それ自体の感動は案外少なくて(まぁ、それはいわゆる人大杉状態で頭越しに拝んだせいもあるが)、私自身の感動の総量で言えば、何と言っても圧倒的な存在感を放つベラスケスの各作品が最高だった。
7/15から大阪でも開催される由なので、関西方面の諸氏には是非会場に足を運んでご覧になる事を推奨しておこう。
西暦2006年7月17日 “2型64号”
2型64号、竣工。
3連休なので久々の更新。
REX-PCIFS4とASC-39320のページ追加とTYAN製AMD CPU対応マザボの記述の改訂を実施。
もしかしたら他にもあるかも知れないが、思い出せない(汗)。
修理に出していたPX-755Aが「異常なし」という事で戻ってきたので頭に来て売却し、代機としてパイオニアのDVR-A11-Jを中古で購入。
これはプレクドライブのSATA変換があまりに面倒な事への対策でもある。
西暦2006年7月18日 “MTV1000”
無保証・付属品一切無しのMTV1000が\1980で中古屋にあったので、何となく購入。
今時GRTもDNRも3DYC分離も無いMTV1000を買ってどうするのだ、と言われそうだが、やっぱり元々お金のかかった板は違うと言うか、色々考えさせられるものがある訳で。
問題は、32bit33MHz PCIスロットが必要なこのカードを、果たしてどのマシンに挿すかなのだが(苦笑)。
西暦2006年7月22日 “3.3V”
ジャンク扱いでENVY24HT-HG8PCIのカード本体のみ入手。
大型ケミコンを多数搭載して高音質化を実現したという触れ込みのEnvy24HT搭載カードである。
私自身の思惑としては、3.3V対応を示すカードエッジの切れ込みがあったので購入したのだが、帰宅後IntellistationのPCI-Xスロット(3.3V対応カード専用)に挿して起動しようとしたところ、かつてのRME製DIGI 96/8PSTで発生したのと同様の、つまり電源投入直後にダウンして2度と起動しなくなるという現象が発生した為、使用を断念した。
なお、5V専用スロットでは動作したのだが、こちらは先日購入のMTV1000が占有しているので、どうにもならない(合掌)。
カード自体は比較的マトモな造りで、それなりに好感が持てたが、アナログ入出力については専用ブレイクアウトケーブルが付属していなかったので何とも言い難い。
まぁ、DACとADCがWolfson製でオペアンプがソケット式で差し替え可、という設計なので手を入れればそれなり以上の音が出るのだとは思うが、忙しくて試す元気もない今日この頃である。
西暦2006年7月27日 “PM-14、還る。”
修理に出していたPM-14がメーカーから戻って来た。
およそ2週間の予定が必要部品の在庫切れで1ヶ月かかってしまったが、無事修理完了という事で大変めでたい。
ちなみに修理費はおよそ1.5万で、安いのか高いのか微妙な線だが、鳴らないと本当に困る(というかこの1ヶ月本当に不便だった)ので、この際それは問題ではあるまい。
西暦2006年8月4日 “712SA”
ジャンク屋で何故かPX-712SAの未開封新品が格安販売されていたので購入。
PX-7xx系はこれまで716Aと755Aを購入したが、いずれも今一つピンとこないというか、焼き品質が良いという感想を抱かなかった(実際、製品としてばらつきがかなり大きいらしい)のだが、SATA接続でしかも1層DVD±R/RW書き込み対応で2層メディアにもDVD-RAMにも対応しないこのドライブは、設計に無理がないためか、ピックアップ周りのトラブルが殆ど無く(実際、私が某ショップでバイトをしていた頃には、716Aの故障対応はかなりやったが712系は一度も受けた記憶が無い)、安定動作で定評があった。
それ故の購入であったが、果たして帰宅後に書き込みテストを行ってみたところ、非常に良い品質で常用のメディア(マクセルの4倍速メディア)に書き込めた(喜)。
まぁ、何と言うかこんな当たり前の事で喜ばねばならないというのはかなり深刻な状況だと思うが、とりあえずこの712SAは良い買い物であった。
西暦2006年8月6日 “売却”
後輩のM君にS2895A2NRF Thunder K8WEとELSAのGLADIAC 776を売却。
それに伴い、IntellistationとAT新1号機の構成部品の2個1でAT新1号機1台に統合の上、再編成。
ついでに用意しておいたInno3DのGeForce 6800 Ultra搭載AGPカードを挿して、それ相応の性能が得られるようにしたが、GPUのあまりの高発熱にしばし絶句した事であった。
・・・・・・・・冷却どうしよう(滝汗)。
西暦2006年8月7日 “冷却”
いくら何でもコア温度70℃前後というのは色々マズい、という事でグラカのクーラーを、何とかNv5 Rev.3とかいう前面寄り大型ファンで吸気して拡張スロット1本を消費して設けられた排気口から熱を排出するタイプのものに交換。
・・・コア温度も環境温度も共に10℃以上低下し、しかも動作音が静かになった(喜)。
・・・GPUクーラーのエアフローがいかに重要であるかが良く判る一件であった(苦笑)。
無保証ジャンク扱いでRIO WORKSのHDAMDが格安で販売されていたので何となく購入。
以前新品で購入して地獄を見た、あのHDAMCの後継機種である。
この製品はOpteron系のDual CPU対応マザーボードとしては珍しく、nForce 3 Pro 250 + AMD-8131を搭載しており、低ESRの黄色い富士通製ケミコンが実装されているのが印象的だが、そのケミコン群の一部がごく僅かに膨らんでいるのが今回の問題点である。
正直このクラスの板でケミコンの膨張現象が発生するというのはいかがなものかと思うが、とりあえず今回のは致命的でないし恐らく電源側に何らかの問題があった可能性が高い(給電能力のプアな電源を使うとそこそこ以上のちゃんとした設計の板でもコンデンサが膨張する(汗))ので、Thunder K8Wと交換してしばらく使ってみようかと思う。
西暦2006年8月10日 “ダウン”
ここしばらくの酷暑と残業続きが祟って、ダウン。
ついでに、97年1月初頭より9年と7ヶ月に渡り使用してきたFlexscan E57Tもダウン。
ここ数年騙し騙し使用してきたが、遂に画面全体の輝度が大幅低下して、実用に耐えなくなってしまった(合掌)。
ついでに、画面のオートスキャン機能も正常動作しなくなってしまったので、これはもう、寿命ということだろう。
これまで色ずれも色むらも無しに使用できてきたが、こうなっては致し方ない。
・・・さて、代機はどうしたものか頭が痛い限りである。
西暦2006年8月11日 “はじめての液晶(購入編)”
事実上お亡くなりになってしまわれたE57Tの代機として、さんざん悩んだ末、予算上の無理を承知で20インチ液晶の導入を決断。
機種は富士通のVL-202VH。
本年4月発表のFMVシリーズ用法人向けオプション品である。
実はこの品、前作に当たるVL-201VHという機種をS-FANの同期のAmir君や後輩のM君などが購入して好評だったのを聞き及んでいて、当初そちらを念頭に置いて秋葉原の店を回り始めたのだが、流石に結構高価で、予算の都合上I-OのLCD-AD202GWが安いのでその線で考え直し始めたところ、とあるショップで「これが最新でおすすめ」として本機の歴然たる描画性能の差(全画面スクロールで表示が飛ぶかどうか)を見せ付けられて、半ば泣きながらこれに決めたものである(苦笑)。
例え3万安くとも、描画があれだけ違うのを知ってしまうと、到底耐えられたものではない、というのが正直な感想である。
西暦2006年8月12日 “はじめての液晶(設置編)”
デスク上からE57Tを撤去し、少々位置関係を変更してからVL-202VHを設置。
AT新1号機のGeForce 6800 Ultraの2系統付いてるDVI-Iコネクタの片方にモニタ付属のDVIケーブルで接続(もう一方もDVIに出来るのはいつの日になるだろうか)し、早速電源オン。
液晶といえば製造不良の問題がついて回るという印象があるが、幸い今回の個体は致命的な初期不良は無いようだ。
続けてWindowsを起動し、自動認識を確認。
・・・流石に1600*1200は広い。
これまでディスプレイ性能と寿命、それに視認の問題を考慮して、解像度をあえて1152*864に設定してきたのだが、液晶の場合画素数をフルに使うのが正しいから、遠慮無くこの解像度で使用できるのは有り難い限りである。
ここまでで、ドット抜けは見当たらず、少々安堵した事であった。
さて、肝心の画質についてだが、最新のIPSパネルをもってしてもCRTのあのなめらかな描画には及ばない、というのが正直な感想である。
まぁ、動画再生は十分以上に実用になるレベルであるし、高速全画面スクロールに対する追従性も良好、でもってIPSパネル故に視野角も殆ど意識しないで済むレベルである訳だが、デフォルトの設定では少々色や輝度に難があるように思った。
そんな訳でNVIDIAコントロールパネルを起動し、色設定。
ガンマ値がデフォルトで9%に設定されていたのを5%に落とし、明るさを50%→48%に、コントラストを46%→44%にそれぞれ変更。
何でも明るければ良いというものではないのである(苦笑)。
西暦2006年8月18日 “Thunder K8WE、再び”
PCI Express x16のリリースレバーが折れたThunder K8WEがエラく安い値段で中古販売されていたので、つい反射的に購入(汗)。
どうせそんなに頻繁にグラフィックカードを着脱するとも思えないので、これで実用上問題あるまい。
結局、今のOpteronでほぼ不自由なく拡張して使えるマザーボードとなると、これかSuper●の同クラス品(H8DCi/DC8だったか)位しか無い訳で、HDAMDも悪くはなかったが、グラフィックカードの選択肢があまりに狭いことがネックになった。
本音を言えば、GeForce7600GTと大差ない性能で、GeForce7800GTX以上に電力を馬鹿食いして無駄に熱を吐き出すGeForce6800Ultraが耐えられなかった(苦笑)のだが、一枚でも耐え難いこの6800Ultraで、SLIを常用する人というのは、一体どんな冷却環境で使っているのだろうか?
そんな訳で、あっという間にメインの座から転落したHDAMDだが、今後は再度組み直したサブマシン(Intellistation改)で使用する予定である。
さて、2台のグラフィックカードはどうしたものか・・・
西暦2006年8月20日 “GeForce7800GTX、再び”
Thunder K8WEに戻ったメインマシン用に、MSI(MicroStarと言った方が未だに通りが良い気がするが)のGeForce7800GTXカードを中古で購入。
本当は前と同じWinFast PX7800 GTX TDH MyVIVOを買ったのだが、これが初期不良(挿しても起動すらしなかった)で返品となったため、同等品という事でこちらに変更となった。
このGeForce7800GTXは、どのみちリファレンスデザインのカードしか存在しないのだが、その分付属品はかなり違っていたのだ、ということを今回思い知らされた(苦笑)。
付属ゲームなど、懐かしのPowerWindow DX/4MCに付属していたセガラリー(古すぎるか)以来、まともにプレイしたことがない私だが、傾向が違うゲームがバンドルされていれば、確かに購入時の選択には影響があるのだろう、と思う。
・・・まぁ、どのみち中古で出物があったものを買うのが基本の私には、割とどうでもいい話ではあるのだが(苦笑)。
ちなみに肝心の性能だが、やはりこのクラスの描画能力はあって欲しいものだ、と痛感したことであった。
西暦2006年8月24日 “データロスト”
SATAのHDDを組み替えてケーブルを接続する際にミスをしたらしく、接触不良が原因のトラブルで320GBのHDDに入っていたデータをロスト(号泣)。
ある程度はバックアップデータがあるが、ここしばらく多忙で定期バックアップを怠っていたため、少なくともその分は、何とかしてサルベージしなくてはならない。
そんな訳でサルベージ作業を開始したが、何しろ300GB(1MB=1024KBで計算)なので、全体をスキャンしようとするだけでFinalDataが途中で落ちる(激怒)という状況に陥っており、一応ある程度の容量ごとに分割してスキャンすれば落ちないことは判ったが、その作業の手間と時間を考えると気が遠くなりそうである(合掌)。
BDドライブが手元にあれば、それでも2層メディア6枚で収まるレベルなので、定期バックアップも現実的なレベルで実施可能であるが、これに対し今のDVD±Rメディアでは、2層ものを含めてその容量・枚数・価格のいずれかに難があり、頭が痛い限りである。
正直、実容量4.3GB程度のメディアを使って300GBのドライブをバックアップというのは、80GBのHDDを700MBのCD-Rでバックアップしていたあの頃と同じくらい現実的ではない作業だと思うのだがどうだろうか?
その辺の事情をふまえて言えば、私はHD-DVD否定派である。
話が唐突過ぎるかも知れないが、こうしてDVDがバックアップメディアとして役者不足となりつつあってユーザーが苦労を強いられている現状で、しかも大容量なBDが先に存在する状況で、それより容量の少ない規格を恥ずかしげもなく出してきた、東芝の神経はどうしても疑わざるを得ないのだ。
まぁ、プレスの市販ソフトを考えたら、ああいう選択肢もあり得るのかも知れないが、汎用記録メディアとして考えたら、どの様な意味においても、HD-DVDを積極的に推す理由は見出せない。
正直、現行のBDの2層で50GBという数字でさえ、PCのHDDバックアップを考慮したら足りない状況で、30GBで十分だと本気で信じているのだとしたら、東芝の株主は経営陣を株主代表訴訟で訴えるべきだろう。
最大収録時間の長いVHSが、規格としては優秀であった筈のβを駆逐したように、記録メディアは基本的に大容量であることが望ましい。
その当然の理屈が判らない会社には、記録メディアの容量について語る資格はないし、また規格を取り仕切る資格もない。
ついでに言えば、ゲーム機に関わる政治的な理由だけで、技術的な問題を等閑に付したままHD-DVDを採用した、MicroSoftの行動にも肯定的な感想は抱けそうにない。
・・・何やらバックアップの話から脱線しまくりだが、せめて今のHDDをまともにバックアップできる程度の容量のメディア規格に天下を取って欲しい、今日この頃である。
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