いわゆる更新記録(靖間 誠PC日記兼用)

西暦2001年5月1日−5月31日分


西暦2001年5月1日 “公共性”

 散髪に飾磨へ出掛けたついでに、姫路の部品屋でダイオードを少々調達。

 言うまでもなく、WGP-FX16Nの実験用だ(笑)。

 

 約一ヶ月ぶりの山陽電車は3000系4連(3560形を含む)による阪神三宮行き普通であった。

 例によって座席はあちこち継ぎが当たっていたのだが、これは山陽電鉄に勤務しておられる先輩の弁によれば、最近座席にガムを貼り付けるという悪質ないたずらが多発しているのが原因なのだそうで、成る程言われてみれば、確かに硬化したガムを削ぎ落とした跡を繕った様に見える。

 先日新聞で話題になっていたガラス窓へ傷を付けるいたずらもそうだが、最近のこの種の悪質ないたずらは本当に目に余る。

 自分の下らない自己顕示欲の充足や、鬱憤晴らしのためだけに、公共性の高い場所や機材を平気で汚したり傷つけたりするなど、およそマトモな人間のする事ではない。

 まぁ、世間には小汚いスプレーによる落書きを「グラフティ」などと聞こえの良さそうな言葉で言い換えて芸術扱いする阿呆どもや、それをわざわざ奨励するかの如き内容のゲーム(この際そのゲームが面白いかどうかは問題ではない。それは人間としてのあり方の問題だ)を出すたわけた会社もある訳だが、その種の落書きの消去・清掃作業や破壊された物品の復旧・復元・修復にどれだけの手間がかかるのか、正直考えただけでもぞっとする。

 今時、鉄道会社など慈善事業の一歩前でどうにか踏みとどまっている会社が大半なのに、それを利用する身でありながら、応援するどころか邪魔するとはどういう了見だろう?

 それもこれも、それだけ世が荒んでいるという事なのだろうか。

 

西暦2001年5月2日 “フックの作法”

 AT3号機で“特打1”が上手く動かず、かなり悩む。

 どうやら音声関係の異常らしく、各所で流れる筈の音声が必ず冒頭の部分で途切れ、しかもプレイ途中に特打のプログラム自体がフリーズしてしまうのだ。

 で、散々あれこれ試した末に、こないだインストールしたS-YXG50(Windows2000対応版)をアンインストールすれば解決する事が判明した。

 どうやらソフトシンセをデバイスドライバとして組み込むロジックに何らかの不具合がある様だ。

 流石にこういう事態の発生は想定していなかったので、かなり面食らったが、取りあえずはアンインストールで解決という事にした。

 

西暦2001年5月3日 “テスト”

 先日買ったダイオードとWGP-FX16N改(怪?)であれこれ実験してみる。

 ・・・ううむ、やはりダイオードの容量が足りない感じだなぁ(溜息)。

 まぁ、今のこの改造WGP-FX16Nのままでも実用上は特に問題がない(但し、薙沢君のサイトとかを見ていると、EMI障害の問題があるらしいとの由)のだが・・・。

 まずは98本体とカードを繋ぐ短いRGBケーブルのシールドを徹底するのが吉かなぁ。

 

西暦2001年5月4日 “平穏”

 本日は外出する事もなく、一日が過ぎた。

 まぁ、たまにはこんな日もある。

 

西暦2001年5月5日 “部分更新”

 唐突だが、ゴールデンウィーク記念(笑)という事で、1型の方の“Personal Computerについての2,3の事柄”限定で新コンテンツ“X680x0の記憶 −あるいは68を中心にした1980年代〜90年代国産PC衰亡史−”を追加。

 これは本来森瀬君のRetro PC Newsの為に依頼されて書いた物なのだが、送ってから半年以上放置されたまま(まぁ、彼が忙しいのは分かるのだが)なので、折角X68 User's Ringにも登録している事だし、ここで公開する事にした(苦笑)。

 ちなみに、御覧いただければお解りかと思うが、このコンテンツは2型仕様に書き直すのが大変だ(苦笑)。

 従って、当分は2型仕様はアップ出来ないのでご了承願いたい。

 

西暦2001年5月6日 “狩りの成果”

 中古屋でジャンク扱いのPower Window 928II LB(付属品一切無し)を\1,280で購入。

 その昔、姫路の某オーディオショップの二階にあったパソコンコーナーで中古委託品(元箱付き完品)を\5,000で買ったのと同じ物だが、このクラスのボードでもこんな値段で出回る時代になったのか、とちょっと感慨に耽る。

 93年のデビュー当時は\78,000もしたのだけどねぇ・・・(溜息)。

 

 帰宅後、手持ちのPower Window 964LBと並べて比較してみる。

 こうしてみると、この会社のこの時期の製品が高画質をもって知られる様になった事の理由が、痛い程良く分かる。

 何しろ、アナログ出力回りの設計に妥協が無い。

 本当に基本に忠実で、しかも手抜きが無いのだ。

 これはこれ迄にもここで何度か書いた事だけど、それさえ満足にこなせないカードが多い昨今、改めて検証されるべき問題ではあると思う。

 実際、店頭デモで見ていてもひどい画質のカードがあるものなぁ・・・(溜息)。

 

西暦2001年5月7日 “Power Window 964PCI”

 ふと思い立ってCanopusのサイトより、Power Window 968PCI用のWindows 95/NT4.0対応ドライバをDLしてみる。

 で、実行形式で圧縮されているこれらのドライバファイル(Canopusの場合、ほぼ例外なくLHAで圧縮してある筈である)を、展開し、.infファイルの記述内容をチェック。

 NTの方は864PCI・868PCI・968PCI・T64V・9100PCI・9130C-PCIの各機種専用だったが、95の方のドライバはS3チップ搭載各機種汎用で、PWS3.INFによれば以下の各機種に対応している。

  Power Window M65

  Power Window T64V

  Power Window 968PCI

  Power Window 868PCI

  Power Window 964PCI

  Power Window 864PCI

  Power Window 868VLB

  Power Window 864VLB

  Power Window 928II V

  Power Window 928II VLB

 これは非常に興味深い記述であって、公式には製品が存在しない筈のPower Window 964PCIが実にさりげなく、そしていかにも当然、といった感じで(笑)、対応機種に含まれている。

 つまり、一般向けに市販されなかった製品としてはこれが存在していてドライバを必要としていたという事で、恐らく例のNEO Accelerator Systemがこれに該当するのだろう。

 何というか意味深な話ではある。

 

 中古屋でNEC純正のPC-98対応Ethernetボード(いや、この場合は正式名称である“B4680インタフェースボードET”と呼ぶべきか)を\380でゲット。

 一応このボード上には10BASE-Tと10BASE-5のコネクタが実装されていて、どちらかを(ついでにPnP/非PnP PC-9801-84互換モードも)DIPスイッチで設定する様になっているのだが、10BASE-5動作時には専用ACアダプタによる給電が必須なので、事実上10BASE-T専用と考えるのが正解だろう。

 最近、何やら使いもしないのにCバス対応のLANボードが増えつつある(これで3枚目)が、実はいざ新品で買うとなると物凄く高い物なのだよなぁ、これって(苦笑)。

 

西暦2001年5月8日 “ビデオくん、襲来”

 中古屋でメルコのPC-98用2chシリアル/10BASE-T LAN複合インターフェイスボードであるIND-SSTと、RolandのPC-98用ビデオ編集システムである「ビデオくん 編集スタジオ」(DTV-505N)を合わせて4,100円少々でゲット。

 前者は例によってLANボードだが、PC-9861K互換のシリアルポート2chを併せ持つ、複合ボードなのがミソ。

 ジャンクという事でボードしかなかったのだが、メルコのサイトで公開されているIND-SS/SPシリーズのオンラインマニュアルをDLして、色々チェック。

 ・・・成る程、NT系ではシリアルポート動作不可なのか(溜息)。

 で、IRQを設定してからAs2に挿してみる。

 ここで謎の現象が一つ発生。

 マニュアルでは動作不可の筈のシリアルポートがNT4.0上で2chとも認識されている(汗)。

 ・・・これは一体どういう事だろう?

 

 後者は、その昔脱力系のその名前に反して、どえらい値段で売られていたPC-98対応のビデオ編集システムだ。

 ハードディスク上でのビデオ編集が当たり前になりつつある昨今、こんな要ビデオデッキ2台以上で要LANCインターフェイスボックス等という、大時代的な代物を買い込んでどうするのだ? という話もあるけど、取りあえずはコレクションという事で(笑)。

 ちなみに、Windows 95上で専用ソフトをインストールして使ってみたところ、テロッパとかエフェクタとしてそれなりに遊べる事が判明(笑)。

 まぁ、今時の物じゃないのだけどね(苦笑)。

 

西暦2001年5月9日 “GA-PII8/PCI”

 唐突に聴きたくなって、ZUNTATAの“NIGHT STRIKER”のCDを購入。

 サービス券が余っていて、しかも使用期限が迫っていた、という事情もあるのだけど、ここでこういうCDを選んでしまうのは、駄目かも知れない(苦笑)。

 それにしても、TAITOのゲームは曲がエエ感じの作品が多いと思う。

 RAYFORCE、RAYSTORM、NINJA WORIERS、DARIUS、DARIUS外伝、G DARIUS、GRIDSEEKER、それにこのNIGHT STRIKER。

 無闇に血圧の上がる爽快感の強い曲が、それも不思議な事に鉄砲玉なプレーヤーが後先のない突撃を強いられる背景設定を持つ作品に多いのは何故だろう(笑)?

 RAY三部作にしろDARIUS系にしろ、人類存亡の危機に只一機立ち向かって、結局母星は救えませんでした、とかいう悲惨な話だものなぁ・・・。

 

 薙沢君から送られてきたI-O DATA製Permedia 2搭載グラフィックカードのGA-PII8/PCIを受け取る。

 その昔、大学同期のG.T.君(高知県出身)から彼のPC-98(PC-9821Xv13/R16)を強化する事について相談された際に、彼に買う様勧めた製品なのだが、こうして今の目で改めて見直してみると、かなり秀逸なアナログ回りの設計がなされていた事が良く判る。

 特に、Permedia 2チップからフィルタ部までのRGB信号の取り回しの教科書的端正さは見事で、成る程この位きちんと作れば綺麗な画になるのも当然か、と思われた。

 まぁ、Permedia2という石の出自を考えたら、リファレンスデザインの段階でこの辺のアナログ回路設計に関して踏み込んだ指示がなされていても、何ら不思議はないのだが・・・。

 

西暦2001年5月10日 “X680x0の記憶”

 2型版の“X680x0の記憶”の記述を実施。

 色々試行錯誤した結果、注釈を別フレームで表示するのが宜しかろうという事になった。

 この関係で、注釈のリンクを全部書き直したのだが、この時色々細かい部分のミスに気付いたので、その修正を行った。

 その後一応という事でアップロードしたが、どう考えても未完成なので、その内後半を追加する予定である。

 まぁ、それが何時になるかは怪しいが(苦笑)。

 

西暦2001年5月11日 “追加”

 2型用“X680x0の記憶”の追加分の記述を進める。

 が、何しろ込み入ったフレーム構成なので、注と本文を同時進行で書き進めるのが大変で、遅々としてなかなか進まない。

 やはりノートパッドとHTMLの一覧だけで書くのは無理があるか(苦笑)。

 

 久々にXv13をバラして、Cバススロットの部分をあれこれ調べてみる。

 ・・・そうか、このスロット用ライザーボードはPCIと同じタイプのコネクタでマザーボードと接続されているのか。

 WSS PCMのドーターカードが、電気的にCバス同等+αなのに何故かこのコネクタで接続されているのは知っていたが、全てのCバススロットの根本に当たるこのライザーのコネクタ自身までもが同じカードエッジコネクタになっているのは、不覚にもこれまで気付かなかった(苦笑)。

 恐らくは基板上でのコネクタ専有面積の削減と、コストダウンが主眼なのだと思うけど、ちょっとぎょっとする様なコネクタではあるな(笑)。

 この辺を調べていて気付いたのだが、件のPCI用コネクタで接続されたWSS PCMカードは紛う事なきCバス接続されている訳で、上手くすればCバス5本構成も出来たのではないかという気になった。

 というか、これならValueStarの最末期モデルにあった、同コネクタで繋がれる専用FM/PCM音源カードと交換出来るのでは無かろうか?

 まぁ、86音源を入れているのだから、そんな馬鹿な事をする必然性は全くないのだが・・・。

 

西暦2001年5月12日 “医療情報”

 ちょっと必要があって、検索エンジンで医療情報をあれこれ調べてみる。

 なかなか便利で良いのだけど、流石に「末期癌で手遅れ、そのせいでこれこれの治療してから何日後に患者は死亡」という様な症例報告は無いなぁ(爆死)。

 まぁ、手遅れというのは気分的に公開しにくいとは思うが(苦笑)。

 

西暦2001年5月13日 “CD-Rの胎動”

 中古屋で一瞬、YAMAHAのCDR400を買いそうになる(苦笑)。

 4倍速書き込み6倍速読み込みの、今から4年も前のSCSI CD-Rドライブだ。

 今時のドライブでは見なくなった、ひどくずっしりした造りのイイ感じな製品で、SCSI対応という事もあってかなり心が揺れ動いた(笑)。

 取りあえず帰って頭を冷やして再検討する事にしたが、買ったら買ったで色々あるしなぁ(溜息)。

 

西暦2001年5月14日 “CD-R再び”

 CD-R/CD-RWドライブを購入。

 色々考えた末に、結局性能とコストを勘案して8倍速CD-R書込・4倍速CD-RW書込・32倍速CD-ROM読出のMITSUMI製ATAPIドライブとなった。

 本当は昨日書いた通りSCSIドライブが欲しい所なのだが、冷静に考えてやはりCD-Rドライブの中古は色々難しいのと、かといって今回買ったのと同程度のスペックでSCSIの新品となると倍位かかってしまうので、斯様な仕儀と相成った。

 だからという訳ではないが、いずれはAEC-7720UWでも買って来て、ATAPI→Ultra Wide SCSI変換を試す予定。

 何と言っても、ATAインターフェイスはどうにも好きになれないので(苦笑)。

 ちなみに、これはその筋で言うSD2バックアップ可のドライブらしいのだが、何しろそんなディスクは持っていない(笑)から、全く確かめようがない(苦笑)。

 まぁ、無理に確かめるつもりもないのだが・・・。

 

西暦2001年5月15日 “CD-R焼込”

 買ってきたブランクディスク(太陽誘電の80分モノ)に手持ちMP3データを焼込。

 クオリティ重視で320kbpsで変換した物が主体だったせいで、大した数が入らず、色々苦労した。

 まぁ、それらのファイルを待避させた分HDDの空き容量が増える訳だから、決して悪い事ばかりではないのだが・・・。

 ちなみに、昨日買ったCD-Rドライブ(CR-4805TE)の使い勝手だが、前に使っていたPlextorの8倍書込20倍読出のSCSIドライブと比べると速度的には当然差はない(同程度のスペックなのだからこれはまぁ、当然だろう)が、ATAPI、それもPIOモード固定のデバイスだけに、Windows2000上で書込中のCPU負荷が目に見えて大きいのがちと辛い。

 まぁ、取りあえず例のATA→SCSI変換アダプタは薙沢君から購入する事が決まっているので、上手く行けばファーム書き換え時以外はATAインターフェイス接続をしなくて済む様になる予定ではあるのだが・・・。

 

西暦2001年5月16日 “差益”

 某まんだらけで本を幾らか売却。

 ・・・そうか、「ちょびっつ 1」初回限定版ってこんなに高く売れるのか(謎笑)。

 

 懐が多少暖かくなったので、昼食を9年来の行きつけ(何しろ92年の1年間は本当に入り浸りだった)の某ビヤホールで摂る。

 ・・・メニューにビーフシチューが追加されている(喜)。

 ここのランチメニューはオムライスが主体で後は幾つかフライ物の定食がある程度なのだけど、9年前にはなかなかの出来のビーフシチューがあって、これが目当てで通っていた。

 その後、不況がきつくなったせいか高価で手間のかかるビーフシチューはランチメニューから姿を消してしまっていたのだけど、何があったのか、それが復活したのだ。

 果たしてそれが、景気が上向きに転じた事を指し示すのかどうかは知らないが、何にせよひどく嬉しい出来事ではある。

 そんな訳で、速攻でビーフシチューをオーダー。

 しばらく待たされて出て来たのは、9年前と変わらぬ味の逸品だった。

 

西暦2001年5月17日 “バックアップ”

 突如、アレルギー性鼻炎がひどくなり、困窮する。

 ・・・今年は薬も良くなったし、大丈夫かと思っていたのだけどなぁ(溜息)。

 やはり20種類以上アレルギー反応が出る(それ以上は調べても無駄(爆死)という事で調べなかった)身体というのは辛い。

 まぁ、それでも食べ物にアレルギーがないだけマシなのだけど。

 

 TDKのタフネスEXな700MBものディスクを10枚ばかり買って、色々バックアップ。

 容量や包括的なバックアップを考えるとDDS系のテープメディアの方が圧倒的に有利なのだけど、ちょっとしたファイルのバックアップにはやはりこういった大容量ディスクメディアが便利だ。

 

西暦2001年5月18日 “更新は突然に”

 昼に、大阪駅で日根野電車区持ちの阪和線用スカイブルー塗装の103系が環状線運用に充当されているのを目撃。

 配属表記は変わっていなかったから、恐らく例のN40更新工事に伴う工場入場車の不足分の貸出だと思うが、見慣れたオレンジバーミリオンの環状線電車に突然スカイブルーの車が混じるというのは、それはそれでなかなかシュールだ(笑)。

 

 1型61号及び2型19号、竣工。

 以前も書いた“X680x0の記憶”とは別に“烽火台”(BBS)も追加してある。

 何気にneweb(現dion)の旧Dial3サービスのCGI関係の解説を読んでいたら簡易掲示板のサンプルがあったので、そっくりそのままいただいてみた(笑)。

 何やら使いにくい気もするが、その辺はその内改善の予定。

 今頃こんな物を付けてどうするのだという話もあるが、まぁそれはそれという事で(苦笑)。

 ちなみにネーミングの由来は「(万里の長城の)のろし台程度には話が伝わる」だ(笑)。

 

西暦2001年5月19日 “最終兵器”

 薙沢君から荷物が届く。

 ブツはAEC7720UWとRME 96/8 PST、それに60ns 36Bit FPDRAMの64MB SIMMが2枚。

 彼からの購入や手持ち資材との交換物品だ。

 で、早速マシンに取り付けてテスト。

 まずはUltra ATA33/66→Ultra Wide SCSI変換アダプタであるAEC7720UWから。

 先日来書いていた様に、これは2号機のCD-Rドライブ(CR-4805TE)に付けるつもりで購入したのだが、結果は大失敗(泣)。

 この組み合わせでは、そもそもSCSIカードに正しく認識して貰えない事が判明した。

 アダプタ自身は3号機の52049H4に繋いでマザボ上のAIC-7896に接続したら正しく認識されたので、これはATAPIのCD-Rでは使えないという事の様だ。

 まぁ、このアダプタ自体は3号機でも、それからXv13でも使えるので、寧ろもう一つあっても良い位だから、無駄にはならないのだが、ちょっと悔しい。

 やはり、いずれはPlextorの12倍速書込SCSIドライブを買うべきなのかなぁ・・・。

 まぁ、後述の理由で、そんな金は今後当分は出ないのだけど(苦笑)。

 

 2番目のRME 96/8 PSTは、SPDIF同軸・SPDIF/ADAT光学・アナログの3組の外部入出力と、同軸/ワードクロック同期内部端子を持つ、いわゆる“オーディオカード”という奴だ。

 前々から、ここ10年来溜め込んできたDAT資産の継承用にこの手のカードの購入を検討していたのだが、今回薙沢君から欲しくない? というメールがあったので清水の舞台を飛び降りることにした(爆死)。

 これは3.3/5V両対応PCIカードなので、多分2号機のPIIIDMEにある64Bit PCIスロット(3.3V専用)で動くだろうと思って挿してみたところ、そもそも電源さえ入らなかった(爆死)。

 但し、普通の32bitスロットに挿したら問題が出なかったので、どうやら3.3/5V 33MHz PCIスロット専用という事らしい(苦笑)。

 で、肝心の音だが、流石はオーディオカードというべきかXwave 6000(YMF-754搭載)やSound BLASTER Live!辺りのサウンドカードのSPDIF出力とは格が違うというか次元が違うというか、ともかく全然違う、「これならオーディオと呼べる」クオリティのSPDIF出力が得られることが確認出来た。

 何しろ鈍りやすい筈のMP3ファイルのハイハットの音が澄み渡るのだものなぁ・・・(溜息)。

 Windows NT/2000ドライバはDirect Soundに対応していないので、これ単体だけで使うのは無理がある(それが、薙沢君が手放した理由だ)からXwave6000は外さないけど、普段の利用状況から言えばこれ一枚で事実上事足りてしまう(笑)。

 時間が出来たら、秘蔵のDATライブラリ(NHK-FMのドラマとか(笑))をWAV化するとしよう。

 ああ、でもこの時期にこの出費は痛い。

 

 最後に64MBのSIMMを98に取り付け。

 これは薙沢君の勤務先か何処かのServerマシンか何かから出て来たらしい、16Mbitチップ36枚搭載(!!)のFastPageものなので、本来Xv13が要求するECC-EDOものに比べたら多少性能が劣るのだけど、この際容量が正義(笑)なので、手持ちの96MB分のECC-EDO SIMMと交換する事にしたものだ。

 何しろチップ数が激しく多いので、動くかどうか多少怪しい部分があって、危惧していたのだが、取りあえず挿して起動してみた限りでは、特に問題は出なかった。

 

西暦2001年5月20日 “音”

 メモリ128MBでXv13のWindows 2000を起動。

 ・・・流石に動作が軽くなった。

 メモリの種類がECC-EDOからParity有りのFastPageになったので、目立った性能低下が発生するのではないかと危惧していたのだが、HDBENCH 3.30の結果を見る限りでは、Readで0.5%程度低下するものの、Writeでは僅かながら性能向上が見られる、という結果になった。

 HDBENCHの値を全面的に信用するのもどうかとは思うが、まぁ、0.5%やそこらでは殆ど精度誤差みたいなものだから、ここは素直に容量増加の益を選ぶべきだろう。

 無論、本音としてはECC-EDOな64MB SIMMが欲しいのだけど、アレは本当に高いしねぇ・・・(溜息)。

 

 RME 96/8 PSTの音に聞き惚れる(爆死)。

 MP3だけではなく同じ曲のWAVデータ(GOLCONDA/Adiより「開店休日」。実はこのアルバム、かなりの優秀録音盤だったりする)を用意して、同軸出力→Esoteric D-2→LUXMAN L-550→SONY MDR-CD900という経路で比較してみると、320kbpsのMP3が実はかなり頑張っている事と、それでもベタのWaveには後一歩及ばない事が如実に伝わってくる。

 何というか、本当に微細な部分のディティールが、あるいは気障な言い方だがそこにあるべき「空気」が喪われている感じなのだ。

 無論、その情報量の差を考えたら、これは全く大した技術なのだが、ポップスやロックはともかく、微妙なニュアンスに真の価値が秘められているクラシックの曲ではこの差は致命的かも知れない。

 まぁ、この辺のニュアンスの差はこのカードでなくとも僅かながら感じられていた事なのだけど(苦笑)。

 延々音楽を鳴らしてみてつくづく思ったのだが、これはひどく低音の制動力に優れたカードだ。

 ボーカリストとドラマーの2人のユニットであるHALOのアルバムは,そのメンバー構成故にドラムが炸裂しているのだけど、MP3でさえ、それが恐ろしくシャープに切り込んでくる(笑)。

 当然、この評価には往年のハイエンドDACであるD-2の能力が大きく関わっているが、それはそれとしても、同条件でXwave6000のデジタル出力が少々寝ぼけた音を出していた(それでもそれなりに良い音だと思っていた(苦笑)。ちなみに今でも「同クラスのカードでならば」という条件を付けると良い音である事は確かだ)事を思うと、この種のデジタルサウンド/オーディオカードによる音質の違いというのは無視出来ない気がする。

 もっとも、それがオーディオというものなのだ、と言われてしまったら、反論の余地がないのだが(苦笑)。

 余談だが、昨日の日記を読んだ薙沢君からメールがあった。

 それによると、彼がRME 96/8 PSTを手放す気になったのは、「ミキサーが存在しない」為であった由。

 確かに、ゲームをプレイする事が多い彼の様な使い方をする場合、CD-DAもWAVもミキシングしてくれなければ不便だろうと思うが、録音の多用を念頭においた場合、中途半端なミキサー(例えばSoundBLASTER Live!みたいな(笑))は無い方が有り難い(うっかりミスが格段に減る。それは録音・編集ソフト側で処理されるべき事だ)のも確かで、なかなか難しい問題ではある。

 

西暦2001年5月21日 “時代の終焉”

 IntelがSlot1対応版Pentium IIIの生産を打ち切ったとの報を目にする。

 遂に来るべきものが来てしまったか・・・(溜息)。

 無論、これは本来ならば去年の今頃には打ち切られていた筈の規格だから、むしろ良く保ったものだと感謝すべきなのだろうけれども。

 とりあえず、当面はFC-PGA版が残るから、今後のAT2号機のCPU強化にはこんな事もあろうかと確保しておいた(笑)、MS-6905MASTERを併用する事でどうにかなる筈ではあるけど、それにしても困った事になったのは確かだ。

 最悪の場合、中古でSlot1版を探す羽目になるのかなぁ・・・。

 

 RME 96/8 PSTのアナログ音声出力端子にヘッドフォンを直結して音楽を聴いてみる。

 デジタル入出力であれだけの性能を発揮するカードなのだから、それなり以上の出来のアナログ入出力が装備されているに違いない(サウンドカードと違い、この種のスタジオレコーディングを念頭に置いて開発されたカードの場合、そうでないと録音機材として使い物にならない)、と思って聴いてみたのだが、果たして予想以上に素晴らしい音が飛び出してきた(喜)。

 恐ろしく低いレベル(事実上0に近い)に押さえ込まれたヒスノイズと、分析的な、いかにも業務用録音機材的な音造り。

 音そのものの量感や力感、あるいはチャンネルセパレーション(入出力ともGND共有の標準ステレオプラグなので、こればかりは致し方あるまい)といったものでは流石に単体DACのD-2に劣るものの、正直言って最悪に近い高ノイズ環境であるPC用カードの、それもアナログ音声出力からこれ程の音が飛び出してくるとは思わなかった。

 何しろ、元の録音のアラや、MP3変換の弱点がストレートに見えてしまうのだから、素晴らしい(苦笑)。

 多分、この辺はヘッドフォン直結ではなく適当なアンプなり何なりを介せば気にならなくなるだろうけど、充分すぎる程凄い事ではあるな(笑)。

 

西暦2001年5月22日 “プレビューの落とし穴”

 最近どうもIEの調子がおかしい。

 殊に、CGIなページを表示させると不調が目立つ。

 で、その理由が判らないで悩んでいたのだが、ふとした拍子に原因が判明した。

 何の事は無い、IE6のプレビューリリース(PR)版をインストールしていたのだった(苦笑)。

 まぁ、一種のβ版だから文句は言えないけど、逆に言えば使っていて気付きにくい程度には完成度が高かった、という事でもある(苦笑)。

 そんな訳でIE6PRはさっさとアンインストール。

 アンインストール時にちゃんと元の環境に復元される事を含め、(システムが)落ちる、(画面が)凍る、(アンインストール時などに環境が)壊れる、と三拍子揃った悪夢の様な出来だったIE4のプレビューリリースを知る者にはなかなか感慨深い(苦笑)。

 

 RMEのサイトへ行ったらRME 96/8 PSTのWindows 2000/NT4版ドライバが今日付けで更新(1.36→1.37)されていたのでDL。

 日本での販売代理店であるメガフュージョンのサイトにはまだ1.36しかないので、一体どの辺が修正されたのか今ひとつ良く判らない(1.37のReadmeを読んでも1.36の更新内容しか書かれていない)のだが、取りあえず縁起物という事でインストールした。

 

西暦2001年5月23日 “バスの速度”

 AT2号機内部から、REX-PCI32を抜き、これまで同カードに接続してあったDVD-ROM・CD-ROM・MO・DDS2の各ドライブを、ASC-39160のAチャネル(SEデバイスであるCheetah 4LPをUltraWide接続)に、68ピン→50ピン変換アダプタ(実体はSCA→50/68ピン変換アダプタ)を介して接続する様に配線変更。

 実は以前に同じ配線を試した事があって、その時はエラーが多発して断念したのだが、今回その原因(ケーブルの全長が1.5mを超過していた)が判明して対策がとれる様になったのと、SUPER PIIIDMEの32bit PCIバスが通常のものより遅い(詳しくはここを御覧いただきたい)という話があったので、そのチェックを兼ねて実施する事とした。

 で、結果だが、確かにこのマシンの32bit PCIバスに接続されたSCSIカードは充分な性能を発揮していないように思える。

 まぁ、HDDは繋いでいなかったので厳密な調査は出来ないのだが、CD-ROMのアクセスでも微妙に速くなっている様だから、多分それが正しいのだと思う。

 そんな訳でREX-PCI32はAT2号機から外して、再度Power Macintosh 8500へ転用と相成った。

 もっとも、現時点では挿しておく以上には何も出来ないのだが・・・(苦笑)。

 

西暦2001年5月24日 “平穏無事”

 本日は一日家でお籠もり(笑)。

 強いて言えば、WindowsMediaPlayer 7.1を落としてインストールした位か(笑)。

 

西暦2001年5月25日 “FMドラマ”

 先週来NHK-FMで放送されていた、連続放送活劇(嘘)、「イーシャの舟」のエアチェックが完了。

 この辺はいきなりこういう作品が取り上げられる(特に保科義久氏が演出担当の枠は、ソノラマ文庫ものがやたらと多いので要チェック)事があるので、全く油断がならない。

 気付かない間に始まっていた「完璧な涙(神林長平)」など、完全エアチェックし損ねて後で死ぬ程後悔した作品も多いのだ(号泣)。

 何しろNHKだから、カセットブックやCDになる事はまずあり得ない(「妖精作戦(笹本祐一)」や「マージナル(萩尾望都)」、それに「西遊妖猿伝(諸星大二郎)」などの様に例外も多少あるけど)ので、全話エアチェックには余程の注意力と覚悟が必要となる。

 この枠での放送作品には「山猫の夏(船戸与一)」、「あっちが上海(志水辰夫)」、「背いて故郷(志水辰夫)」、それに、「吹いていく風のバラッド(片岡義雄)」など、不思議とハードボイルドな匂いのする作品に傑作が多かった気がするのだが、あのバブル期には「愛と青春のサンバイマン(藤井青銅)」(例の替え歌群が全部原曲(爆)で流れた問題作。流石はNHK(笑))、「東京防衛軍(よしもとよしとも:脚本 藤井青銅)」(キャップが蛍雪次郎というだけで満足)、それに「マドモアゼル・モーツァルト(福山庸二)」(音楽 小室哲也!)など、何故か怪作・問題作が多かったりもした(苦笑)。

 ・・ああ、こんな事を書いていたらまた聴きたくなってきたぞ(爆死)。

 どうにかしてこの辺の作品のCD化(せめてここ15年でエエです)は出来ないものなのかなぁ・・・(溜息)。

 ちなみに、来週からは「仮想の騎士(斉藤直子)」らしい。

 

西暦2001年5月26日 “N-Bench”

 AMD謹製のベンチマークプログラムであるN-Benchを落として動かしてみる。

 ベンチモードの結果は無惨なもので、トータルで1859だった。

 自機の結果のバーグラフが基準機よりも露骨に短いのでかなり悄々だったのだが、基準機の環境を見て納得。

 相手がAthlon 800MHz+SPECTRA F11じゃねぇ・・・(苦笑)。

 2号機のこの手のベンチで重要な部分のスペックが、既にして思い切り見劣りする様になっている事には自覚があったのだけど、こうして直球ストレートで示されるとちょっと辛いかも知れない。

 まぁ、解決策は非常に簡単で、Pentium III 1GHz版*2とGeForce 2 UltraとかGeForce 3とかのグラフィックカードを用意して交換してしまえばOK(笑)なのだけど、何しろRME 96/8 PSTなどというベンチには全然影響しない、けれども実用上は滅茶苦茶重要なカードを買ってしまったので、そんな金は何処を振っても出て来そうにない(苦笑)。

 

 話をN-Benchに戻そう。

 このプログラムには、昨今のこの種のベンチマークの通例に漏れず、メガデモ顔負けのデモモードが付いている(人によってはこちらがお目当てかも知れない)のだが、これがエラくイカしている(笑)。

 前半は一見「向こうの人間が勘違いした」日本風の映像が続くのだけど、これが良く見るとちゃんと溜の効いた、如何にもシャープな芝居(但し、細部には多少不満がある)になっていて、しかも舞台や小道具がエラくきっちり造り込まれているので、この手の勘違いものに良くある様な違和感が全然無い。

 で、ああ、分かってやっているのだなぁ、などと感動しながら見ていると、中盤になって唐突にSFな映像に切り替わるのだが、これがもう何というか「EVA以後」の映像表現とレトロPCゲーマーには懐かしい「ワイヤーフレーム3D映像」がコクピットのシーンで一緒になって出て来る(笑)というナイスな代物で、「ああ、やはりこれは日本人(それも重度のマニア)の仕事だよなぁ」と思わさせられた。

 エンディングのクレジットを見ると、果たして日本人の名前がぞろぞろ出て来たのだけど、正直なところ、よくまぁAMDのお偉いさんがこれにGOサインを出したものだと心底思った(笑)。

 後で気付いたのだけど、ひょっとしてN-Benchの“N”って“Nihon”あるいは“Nippon”の略なのだろうか(笑)?

 何にせよ愉快且つ深刻なデモ/ベンチマークテストであった(苦笑)。

 

西暦2001年5月27日 “関西急行”

 所用で長瀬の近畿大学へ。

 いつもの新快速で大阪へ出て、103系(N40未更新のクハ103に更新済みの中間車が挟まれた編成)環状線外回り(と言うよりは昔ながらに城東線といった方がしっくりくる)で鶴橋へ向かい、たまたまやって来た5800系L/C車による近鉄大阪線普通で長瀬へ。

 久々に乗車した近鉄電車は、幌カバーで隠してしまう特急は別としても普通車は皆、相変わらず前面に貫通幌を取り付けた何処か勇壮な姿で、ちょっと一安心(笑)。

 昇圧前の京阪・南海、冷房化率100%達成前後までの阪神、それに近鉄と、関西私鉄には短い基本編成を上手に組み合わせて機動的に旅客需要に対応する車輌運用の伝統があった(殊に近鉄は特急車にまでそれを徹底していて、非貫通先頭車による固定編成であるアーバンライナー(これとて第一陣デビュー時には不人気時の対策に4+2の分割が可能な仕様であった)と伊勢志摩ライナーという例外を別にすれば、最短2輌から最大10輌まで増解結自在である)のだが、ラッシュの激化や、昇圧に伴う電装品購入/改造コストの増大回避、あるいは冷房導入による補助電源の制約等で長大編成での固定編成化がどんどん進行し、それにつれて列車の前面と後面にぶら下がっていた貫通幌を不要なものとして撤去する例が続出した。

  そういうご時世だけに、近鉄一社だけとは言え、こうして貫通幌を有効活用する会社を見ると、嬉しくなってしまう。

 ああ、それにしても脇を追い越してゆくアーバンライナーの何と格好良いことか(詠嘆)。

 88年のデビューから早13年が経つというのに、これ以上にデザインの完成度の高い特急車は未だ現れていない。

 同水準だったら、JR東日本のN'EXこと251系特急電車やスーパーひたちこと651系特急電車、あるいはJR西日本のサンダーバードこと681系電車等幾つか現れている(それらとて、このアーバンライナーをデザインした近畿車輛の手が入っている)けれど、本質的な意味でこれを超える、将来的な展望の明瞭なデザインワークを提示できた例は、未だ存在していない。

 無論、技術的に見たらアーバンライナーというのは発電制動付き抵抗制御・中程度の出力の直流直巻電動機装架でオールM編成という、旧世代技術の最終完成形であって、何ら目新しいところはない(事実、足の速さではVVVF化されたACEや伊勢志摩ライナーの方が確実に優れている)のだけど、あの複雑且つメカニカルなシュリレーン台車とかを見ていると、メカ的な魅力ではこっちの方が上ではないだろうかという気がする(苦笑)。

 

 所要を終え、長瀬から再度近鉄に乗車しようかと思ったが、異様に混雑していたので、何となく隣の俊徳道まで歩く事にする。

 近鉄の母胎となった大阪電気軌道(大阪線の約半分・信貴線・奈良線・橿原線を建設)に由来するこの線は、それ故に雄大な、背の高い門形鉄塔(ガントリーともいう。大概は大戦前に自家発電で給電していた会社に見られ、発電所と変電所を結ぶ高圧送電線等が架設されている)が立ち並んでおり、その他の地上施設も結構特徴的なので、沿線を歩いてそれらを観察するだけでも結構飽きない(笑)。

 で、歩いていたら俊徳道の手前から軌道が持ち上がって、それなりに新しい感じの高架に切り替わったのだが、何故か橋桁がありがちな鉄筋コンクリート桁ではなく、鋼製の桁になっていた。

 鋼製桁を使うのは大抵の場合、スパン長を稼ぐ必要のある架道橋部等に限られるのだが、これは一体どうした事だろう?

 考えても判らないのでそのまま歩いていったら、やがて城東貨物線の築堤に行き当たったので、それを潜る道を捜して辺りを探検(苦笑)。

 やがて、それなりに広い自動車道が架道橋の下を潜っているのに出くわしたので、そこを歩く事にする。

 この架道橋は上下それぞれ2車線+歩道分ずつ、2つの桁で構成されているのだが、不可解な事には片方が上路式(線路面が逆凹字断面の橋桁の上に乗っている)、もう片方が下路式(線路面が凹字断面の桁の底に設けられている)という、異なった様式のプレートガーダーが架けられていて、上路式の方の下は「高さ制限3m」の表記が出ていた。

 つまり、この2つの桁は本来別目的で架けられたという事で、近寄って下路式の方の桁の側面にある表記を読むと、こんな記述があった。

 「関急神宮線乗越橋(もしかしたら架道橋かも知れない。この辺はちょっと読み取り辛かった)」

 関急というのは今で言う近鉄の直接の前身となった会社で、神宮線という言い方は初めて見たが大阪線の事を指すのは明らか(大阪線は大阪電気軌道が上本町から桜井まで建設した後、同社の子会社である参宮急行電鉄によって桜井−宇治山田間が建設されて完成した。つまり、この場合の神宮というのは伊勢神宮を指す)だから、近鉄大阪線は城東貨物線が建設された昭和15年以降のある時点(詳しくは知らないが、この種の乗越橋の名前は建設時の社名等で付けられるのが通例だから、大阪電気軌道が合併で関西急行に社名変更した昭和15年9月以降、近畿日本鉄道成立までの間の架設となる)から、今の高架が完成するまではこの下路式の桁の下を潜って走っていたという事になる。

 こういう歴史の残り滓の様な物品に出会えるから、線路端の観察は飽きる事がないのだ(笑)。

 

 俊徳道から近鉄大阪線普通に乗って上本町へ向かい、そこから難波まで奈良線普通に乗り換えて行き、市営地下鉄1号線で新大阪まで。

 そこからはいつも通りの帰り道となった。

 

西暦2001年5月28日 “Don't trust anyone over thirty”

 ・・・とうとう30になっちまった。

 しかもぷーのままだ(爆死)。

 正直、20の時には10年後の自分がこうなっている等とは考えもしなかった(苦笑)。

 まぁ、10年後に40になった時自分がどうなっているかなど考えてみようという気にすらならないのも確かだから、それも致し方ない気はするが・・・。

 

西暦2001年5月29日 “\735(税込)”

 中古屋のジャンクコーナーでSound BLASTER Live!(CT4760)を見つける。

 CD-ROMドライブ用のSPDIF Inが内部に、ステレオミニ(信号は同軸と同じ)のSPDIF Outがブラケットについた、2世代目以降のタイプのカード単体のみで、他は一切付属品無しのノーチェック品だったのだが、値段が\735(税込)という、破格の安さだったのでついゲット(苦笑)。

 正直Live!にはあまり良い印象が無い(何しろ最初期のドライバ及び付属ソフトは「これはウィルスかぁ!」とか絶叫したくなる位ステキな出来(何度青画面を拝んだ事か・・・)だった)のだが、この値段なら買っておいても損はないだろう。

 実を言うと、例のRME 96/8 PSTを導入したせいで、Windows 2000用のヤマハDS-XG設定(YMF-754用WDMドライバをインストールするとコントロールパネル内に表示される)の設定タブがマトモに表示されなくなって、色々不都合が出ていた(但し不思議とWindows 9xでは異常が出ない)為、代替カードを物色しようかと思っていたところだったので、この出物は渡りに船だったのだ(笑)。

 まぁ、動かなくてもこの値段ならダメ元だが、買って帰って早速試したところ、あっさりWindows 2000のPnPで認識され、自動でMS製ドライバがインストールされた(喜)。

 そこで、Creativeのサイトから安心して最新版ドライバをDL。

 当然、Live! Wareなどという胸糞悪い上に無闇に馬鹿でかいソフトは落とさず、純粋なドライバのみである(笑)。

 それでも約4MBあるのには閉口したが、YMF-754用WDMドライバも似た様なサイズだったのを思い出して、諦めてDL続行(苦笑)。

 DL終了後早速インストールしてシステムを再起動。

 このカードがSPDIFを含め、完全に動作する事を確認した後で再度シャットダウンして、今度はXwave6000をマシンから外した。

 Xwaveは残しておいても良かったのだが、取りあえずSY-XG50が動くのでDS-XGシンセはこれで代替できる事と、現用中のPIIIDMEは32Bit PCIスロットを埋めてしまうと色々不具合が出易いので、外してAT3号機に転用する事とした。

 何というか、タナボタな話だが、これで難問が一つ解決した。

 ひょっとすると今回の決定は新たな問題を一つこさえただけなのではないか? という疑念も多少あるが、RME 96/8 PSTを挿した状態でサウンドカード側のSPDIF回りの設定が当然に行える様になった事で良しとしておこう。

 どうこう言ってもサウンドカードとしてみた場合の音質は、Xwave6000よりLive!の方がマトモなのも確かであるし・・・。

 後はLive!のドライバがおかしな動作をしない事を只ひたすら祈るのみ(爆死)だ。

 

西暦2001年5月30日 “N-Bench再び”

 Live!のドライバだが、予想通り(苦笑)問題が一つ発生した。

 シャットダウン時に必ずこれのデバイスローダーだか何だかがシャットダウンに応答せず、エラーメッセージを出すのだ。

 まぁ、稼働中に青画面を出す類のエラーに比べれば遙かにマシだけど、何だかなぁ・・・(溜息)。

 

 Live!に換えてから初めてN-Benchを動かしてみる。

 結果はトータルで1904と前回Xwave6000で測った時より45ポイント増加となった。

 このベンチマークテストは、他のこの種のプログラムと同様、測定時にはデフォルト設定では音楽を切って動作する仕様だから、この差はカード/チップのアイドリング状態でのCPU負荷率の差を素直に反映していると見るべきだろう。

 まぁ、全体から見れば微々たる差だから通常使用時には無視して良い様なものではある訳だけど、CPUに極度の負荷がかかる3Dゲーム等を実行する場合には、この差は無視出来ないかも知れない。

 

西暦2001年5月31日 “ショート・ケーブル”

 取りあえずLive!が動いているので、Live!のステレオミニプラグ同軸SPDIF出力とRME 96/8 PSTの同軸SPDIF入力を繋ぐ為のケーブルを短く加工する事にする。

 色々手元のケーブルを調べたりして、結局Van den Hul M.C.D 102 MK III(Esoteric P-2 + D-2付属)がコネクタを分解しやすく、色々後腐れも無かった(笑)ので、これを加工する事にする。

 ケーブルを約15cm程度に切断し、芯線が半田付けされていた片方のコネクタを鏝を当てて外し、端末処理の上で取り付けて、取りあえずケーブルは完成した。

 

 中古でアヤシゲなUSB Hubを購入。

 4ポートのHub機能の他に、PS/2キーボード・マウス、それにシリアルポートが一つついているという、如何にも地雷っぽい仕様の品だ(笑)。

 これは何でもテレコムデバイス(TCD)とかいう会社のTCD-UHB0403という製品らしいのだが、マニュアルに記載されているアドレスのサイトを見てみると、何故か“東京都市開発株式会社”のページが表示された(爆笑)。

 ・・・何じゃそりゃ。

 で、仕方が無いのでGoogleで型番やら社名で検索してみたら、このテレコムデバイスは、ビーツービー通信テレコムデバイス事業部に組織改変されていた事が判明した。

 つまり、少なくとも夜逃げの類ではなかった訳だけど、いきなりこれはちと辛いかも知れない(苦笑)。

 そんな訳で、サイトは見つかったのだけど、困った事にこの製品のシリアルポートを使える様にする為のWindows 2000対応ドライバは「開発中」と記されていて、どうも放置されているっぽい(溜息)。

 そこで、仕方なくこのHubを分解し、搭載されているコントローラチップをチェック。

 この手のMade in TAIWANな品は何処かのOEMというのが通り相場だから、チップさえ分かればどうにかなる事が多いのだ。

 苦労してケースを分解し、基板上のコントローラチップにFT8U100AXという表記がある事を確認し、これを検索したら、このチップはFuture Technology Device International(FTDI)の製品である事が判明した。

 で、ここのサイトのDrivers & Utilitiesのページに、最新版のWindows 9x/2000/Me対応ドライバがあったので速攻でDLし、インストールしてみる。

 

 ところが、インストール自体は成功したのだが、どうにも動作が怪しい。

 何しろ今使っているSUPER PIIIDMEのUSB回りはかなり動作が怪しいのだけど、それにしてもこれの動作は妙な所が多くて、結局使用を断念するのが正解という事になった。

 つまり、全くの無駄骨だった訳だが、まぁ、これも一つの経験という事にしておこう(苦笑)。

 少なくとも私は、毎回失敗も無しに上手く行く事を前提とする程、傲慢にはなれない(笑)。

 というか、経験値というのはこの手の失敗のデータベース蓄積による部分の方がずっと大きいのではないだろうか?

 いや、理屈はともかくとして、失敗だった事は勿論悔しいのだけどね(苦笑)。


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