いわゆる更新記録(靖間 誠PC日記兼用)

西暦2000年9月1日−9月30日分


西暦2000年9月1日

 昨日の疲れもあって今日は3度風呂に入った(爆)。

 ま、そういう事もあるわな(苦笑)。

 

 某DOS/V雑誌(このカテゴリって名前と実状がかなり離れていると思うのだが、何とかならないものなのだろうか?)でTYANのお偉いさんのインタビュー記事を読む。

 ・・・そうか、TYANってSunのWSの互換機製造販売でスタートした会社だったのか。

 そう言われれば思い当たる節は色々ある。

 というか、昔Sunの互換機作っていた会社を色々調べた(一体何の為に? とは聞かないよ−に(苦笑))時に、TYANの名を見ていたのを、これを読んで思い出した。

 ウン十万からウン百万の機械造るのが専業で始まった会社だからこそ、Thunderboltとか、あるいはThunder2500とか、ああいうマザボが何の疑問も無しにゾロゾロ出てくる訳だ(笑)。

 詰まるところ、年期の入り方が違うって事だよなぁ(笑)。

 で、その記事の最後に無視出来ない発言があった。

 秋にはAthlon用のデュアルCPUマザーボードを発表する、というのだ(喜)。

 やはりそれが出るまではAT2号機のアップデート工事は凍結すべきかなぁ・・・。

 

 とか何とか言っていたらAT3号機に突如として問題が発生。

 HDDのBootセクタが飛ぶわNTFS5の1パーティションが丸ごと破壊されるわ、終いにはネットワークにまで異常が発生してしまった(泣)。

 原因を追及していった所、どうもマザボに何らかの異常が発生しているのではないか? という結論に到達。

 元々前科持ちを承知で使っていたマザボだが、よりにもよって、こういう時に壊れるかなぁ(涙)。

 何より、このタイミングでこれは物凄く困る(溜息)。

 先にも書いたが、秋の終わり位に出る(という話の)AMD-760MP搭載マザボを狙っているので、この時期にAT3号に代替マザボを用意する、というのは予算的にもシステム改修の手順(どうせ買うならAT2号に新マザボを入れてThunderboltを3号に回したいではないか(笑))から考えても、どうにも問題が多い。

 何となれば、現時点で2号に入れるとなれば何らかの形でThunderbolt以上、という部分が欲しくなるからだ(笑)。

 そうなると、Pentium III対応Slot1マザー(出来ればデュアルCPU対応)で(スペック的に)買える製品は極端に少なくなってしまう。

 思い付く範囲ではSuperMicroのPIII DMx(DME/DM3など)か、TYANのS1867“Thunder 2500”(核爆)クラス、現実的な解としてはその中でも(SCSIがオンボードで無い為に)比較的廉価な“PIII DME”しかないのだ(汗)。

 問題は、このPIII DMEに搭載されていたIntel 840チップセット用MRH-S(だったっけ)が例のIntel 820チップセットのMTHトラブルの巻き添えで生産中止になり、そのせいでこの製品もディスコンにされてしまっていて、僅かな数のショップの抱える市中在庫品もしくは中古品でしか入手の術が無い事だ。

 もう一つ言えば、このシリーズはメモリを極端に選ぶ癖があって(それも2枚ペアで挿す事を強要される)、今持っているDIMMが使えるという保証が無い事も不安材料ではある。

 さてどうしたものか・・・。

 

西暦2000年9月2日

 AT3号機はどうにかこうにか、かろうじでシステムの再構築に成功した。

 但し、これが当分でも正常に動作し続けるという保証は何処にも無い(泣)。

 何と言うか、起動する様になっても挙動に不安が残る(青画面を何度か見た)。

 やはりハードウェアの何処かに問題が残っているのだろうなぁ・・・(溜息)。

 もしかするとLANカードの2枚挿しが悪いのかも知れない、と思って1枚宛抜いてチェックしてみたりもしたが、特に異常は出なかったし、その他も特に異常らしい異常は見当たらない。

 というか、そもそもPCIスロットに挿す拡張カードやマザボ、あるいはドライブの類に異常が出るならBootの段階で警告が出ている筈で、そういう意味ではこれは異常無しの範疇に入る筈なのだ。

 無論、だからこそ深刻な問題になっている訳だが・・・。

 

 ・・・とか言っていたら、横倒しにしていた筐体を立てただけで異常が発生する事が判明(爆死)。

 これって、挿してあるカード類の重みによってマザボが撓る事で、基板内部に接触不良が出ているのではないか?

 幾ら何でも、これはちょっと気付かないよなぁ(苦笑)。

 どうやら、本気でマザボ入れ替えを検討する必要がありそうだ(溜息)。

 本当に困った事になった。

 

西暦2000年9月3日

 先日来悩んできたAT3号機のトラブルだが、突如として原因が判明。

 結論から言えば、これはマザーボード側の問題では無かった。

 無論、マザーボード側にも細かな問題があって、それが今回の原因究明において事態を複雑化させる要因となったのも確かなのだが、ともかく、マザーボード自体は(多少の問題を孕みつつも)動作している事が確認された。

 では一体何が根本原因だったのか?

 その答えは筐体内蔵の電源ユニットの容量不足であった(爆死)。

 今にして思えばLANカードを増設した時に気付いても良かった様な気もするのだが、どうも3.3/5.0/12.0Vの3つの電圧で供給されるATX電源の電力供給ラインの内、何れかで定格電流量を超える電流値が(例え一瞬でも)要求され、それが原因で挙動不安定に陥っていた様だ。

 電力不足時の挙動不安定というのは、一度PC-9821Xv13/W16にK6-III 400MHzを挿して使ってみた時にも経験した事態だが、非常に多彩かつランダムな(苦笑)トラブルあるいは怪現象が発生する傾向がある。

 98の時は予めその事が予測出来たので早期に問題が解決したが、今回の様に特に電力不足と結び付き難いシチュエーションで事態が発生すると、なかなかこの結論には辿り着けないのではないだろうか?

 幾ら何でも、電力不足だけは起動時のハードウェアチェックでは判らないものなぁ・・・(溜息)。

 実際問題として、今回は原因究明に非常に手間取ってしまった。

 ちなみに、何故これに気付いたかだが、実は学校からの帰りに乗っていた新快速でパンタグラフの一時的な離線が発生して、補助電源(室内灯や空調の電力を供給)が停止し、室内灯が明滅したのを見た瞬間に全てが繋がった(笑)。

 離線によるSIVの停止→電灯及び空調の停止は、暑い時期の夜には死ぬ程厭な現象なのだが、こういう形で役に立つとは考えなかった(爆笑)。

 人生何が役に立つか知れたものではない、という事だな(苦笑)。

 

 余談だが、今回の件でIntelのS82557とFW82559というほぼ同等の機能を備えた2つのLANコントローラの消費電力に実は大幅な開きがある事が判明した。

 それはそれぞれのチップの大きさの極端な差を見れば明らか(面積比で4倍強)な気もするが、とにかくこういう電力消費にシビアな局面では、中古等でどんなに安く入手出来るにせよ、S82557搭載カードはとてもお勧め出来ないと申し上げておこう。

 まぁ、普通にやっている分にはそんな形で電力不足に陥る機会はあまり無いとは思うが、高速なHDを複数積んだマシンとか、電力を馬鹿食いする昨今のCPUやグラフィックカードを搭載している状態だと、HDの起動を遅延させて電力消費のピークを分散させないとまともに起動しなくなる事もままある訳だから、この種の回避策は覚えておくと何かの役に立つ事もあるかも知れない(苦笑)。

 無論、Intelもその辺の事情が判っていたからこそ、82557を82558→82559と迅速に製品ラインナップをリプレースしていったのだとは思うが。

 

西暦2000年9月4日

 AT3号用にLeadman社のPOWMAX LP-6100Dなる400W級ATX電源を購入。

 吸い込みと吐き出しの両方にファンが付いていて、流石に大容量だけに動作は格段に安定したが、その動作音は予想通り煩かった(苦笑)。

 

 2型10号、竣工。

 今回は電車の制御器についてを新設。

 古い原稿だが、あるのを綺麗に忘れていた(苦笑)。

 

西暦2000年9月5日

 帰宅するなり、AT3号機の漢字変換がおかしいという事でチェック。

 調べてみると、何故か単漢字変換辞書が優先順位第一位になっていた(笑)。

 そりゃ凄い変換結果になって当然だわな(苦笑)。

 要するに、万葉仮名よろしく一音ずつ漢字が当てられるのだから、そもそもまともな変換結果を期待する方が間違っている(苦笑)。

 いわゆるアレだ、夜露死苦とか仏血義理って奴ね(笑)。

 流石に、最初からそーいう変換をする程お茶目な辞書でもない様だけど、この調子なら、鍛えればあっという間にそーいう辞書が出来るな(笑)。

 当然、そんなアレな代物は要らないので普通の辞書を最優先に設定し直した。

 ・・・それにしても、何でこれが第一位になったのだろう?

 

 AT3号機から捻出された200W級ATX電源(元々はPC-9821Xv13/W16に搭載されてきた物)をAT2号機に追加搭載する事を目論んで、AT2号機の筐体(IW-Q500)の背面上部にあるパンチングメタル状の開口部を切り抜いて、ATX電源のリアパネルが見える程度に板金加工。

 想像していた以上に手間がかかった。

 手に肉刺が出来て潰れてしまったので、今日はここで作業を中断した。

 

西暦2000年9月6日

 今日は休み。

 で、以前、moliceの人から依頼されていた「X680x0の記憶 −あるいは68を中心にした1980年代〜90年代国産PC衰亡史−」っていうご大層なタイトルの駄文(笑)をひたすら打つ。

 例によって、どんどん注釈が増えて本編と殆ど同じかそれ以上の分量になりつつあるのがちょっと怖いが、その問題はとりあえず書き上げてから考える事にして、矢吹丈(爆)の如く「打つべし打つべし」とひたすらキーを打ち続ける。

 その割に進まないのは裏付けを取る作業に難渋している為なのだが、いや、昔の話を随分忘れてしまっている(苦笑)。

 また、MSXとかFM-7系とか、あるいはPC-88系とかのマシンはちゃんと持っていなかったので、やはりその辺のハードウェア仕様とかについてちゃんと覚えていない事が発覚した(苦笑)。

 レトロPCに関してはつくづく#な人だった事を自覚する(笑)。

 その一方で16bit CPU搭載のビジネスPCとかWSについてはかなりすらすら書けるので、同じ頃でもその辺はちゃんと調べていたのだと思うが(苦笑)。

 それにしても、そんな馬鹿高い代物を買える訳無かった筈なのに、一体何を考えて調べていたのだろう(笑)?<当時のワタシ

 まぁ、今になってみればその辺の知識は意外と役立つ事が多いのも事実ではあるが。

 

 昨日加工したAT2号の筐体に発生品の200W ATX電源を入れてみる。

 電源BOX自体はきちんと収まったけれど、肝心のATX電源ケーブルの長さが足りず、マザボのコネクタに届かなかったので、潔く今日の所の実験を終了する。

 こういうのは見極めと割り切りが肝心だ(笑)。

 取りあえずATX電源コネクタ延長ケーブルの購入を手配しておく。

 

西暦2000年9月7日

 今日から早朝起床モードにシフト。

 その関係で始発の新快速に乗ったが、列車を待っていると14系15型を主体とする関西発着九州寝台特急の「あかつき/彗星」が先発していった。

 14系15型の車体の痛み具合にちょっと驚く。

 このシリーズは、転用を重ねた末に関西発着九州特急に落ち着いていた20系寝台客車の老朽化に伴う代替用として、1970年代後半にごく限られた数が建造された国鉄最後の新製寝台客車で、ブルトレブームの中で育った私の世代の人間の感覚では、非常に「新しい」客車という印象があったのだが、建造からの約四半世紀という時間は、確実に彼女らから若さを奪っていた様だ。

 新造直後の、あの目映く輝く姿を見た事のある身には、この荒れ果てた姿を目にするのはひどく辛い事だ。

 

 黒田洋介の「無限のリヴァイアス 1」をゲット。

 ・・・成る程、こういう風に書いたのでは、確かに時間かかるよなぁ(苦笑)。

 かなり端折った構成だが、多分小説として書くとしたらこれが正解なのだろう、と思った。

 

 ハーバーランドの祖父地図でMatroxのMillenium 2MB(RAMDAC 220MHz)+6MB WRAMモジュールをゲット。

 お値段何と\2400(爆)。

 かつての定番カードだが、6MBの増設RAM付きというのは割と珍しい部類に入る。

 というか、8MBフル実装は物凄く高かったので、皆手が出なかったのだ(苦笑)。

 それ故買った様なものなのだが、Power Macintosh・PC-9821・PC/AT互換機の3アーキテクチャで動作するこのカードは、本当に多種多様な使い道があるので、凄く便利だったりする(笑)。

 特に、トラブル対策の戦略予備として持っておくには最良のカードではないだろうか?

 

 姫路駅の1番ホームで高速軌道試験車のマヤ34 2005と、それに繋がった下関区のEF65 1093、そして恐らくはここまでマヤを引っ張ってきたのであろう豊岡区のDE10 1106の3輌に遭遇。

 察するに、播但線のマヤ検帰りか。

 その側窓周りを間近で見ると、マヤ34が今は無き10系軽量客車の眷属であるという事を痛感させられる。

 軌道試験車なるが故に特徴的な3ボギー台車を履く同車だが、それぞれの台車は検測機器を除くと、実はひどくオーソドックスな機構を備えている事が良く判る。

 無論、中間台車はボルスタ部が進行方向に対して直角方向にスライドする必要がある(というか、それによって軌道偏倚とかを測定している)から、普通の台車とはちょっと造りが違うのだが、それでもジャーナル部は普通の構造で、なかなか興味深かった。

 DE10を見たのは本当に久しぶり(この前最後に見たのは、鉄研で見学した水島臨海鉄道の自社発注バージョンであるDE70 1ではなかったか?)だったのだが、こうして間近で見て、実は物凄く良く考えられたスタイリッシュなデザインである事に気付かさせられた。

 いままで微塵も思わなかったのだけど、よくよく観察してみるとこの形式って物凄く格好良くないか(笑)?

 部分部分のディティールもそうだが、全体のフォルムが素晴らしく均整が取れていて良い形をしているじゃないか(爆)。

 岡山で腐っていたDE50 1(1輌だけの試作機)ばかり見ていたせいで、A-A-A+Bの5動軸凸型ディーゼル機関車は何となくあんなモノだという風に刷り込まれてしまっていたのだけど、よくよく考えてみるとこっちの方が量産機であるし、ずっとメジャーだ(核爆)。

 いや、良いモノを拝ませて貰った(笑)。

 

 帰宅後、昨日の電源用延長ケーブルを買い忘れていた事を思い出す。

 いかんいかん、綺麗に忘れていた(苦笑)。

 

西暦2000年9月8日

 音楽CDを一枚購入。

 ミュージシャンの名前で買うという例によって例の如きパターンだ。

 又、CD-ROMやら何やら沢山おまけが付いてきたので、そういう方面の満足度も非常に高い(苦笑)。

 実はこれはJASRAC管理でない、ある意味非常に特殊なルートで販売されたCDなのだが、期待に違わずなかなか良い感じだ。

 アルバム構成的には1曲目から予想外の展開(アレ系のテクノで来るとは思わなかったなぁ。まぁ、この曲の作曲者達の作風からすれば「いつもの」タイプの曲なのだけど。それでも2曲目以降との連続性がきちんと保たれているのは、続く各曲のアレンジの仕事のクオリティが高いレベルでキープされている(それにしてはテクノアレンジが多いが)為なのだろう)を見せるし、完成度の方も素晴らしく高い。

 何より、この手のアルバムではありがちなのだが、私にはちょっと辛い(条件にもよるが)、下手な日本語ラップの類が無いのが非常に宜しい(笑)。

 当分はこのCDはDATに落としてウォークマンで聞き続ける事だろう(笑)。

 ああ、そういえば書き忘れていたが、このCDのタイトルは“Ornithopter -AIR Original Compilation Album-”という(爆笑)。

 

 中古屋で#9のImagine 128 Series II VRAM 4MBが10枚程吊されて売られている(お値段は\2480〜\3480)のを見て絶句する。

 何というか、「オラ、#9のカードがこんなに沢山売られているのを見たの、初めてだよ!」って感じで(笑)。

 ちなみにこの店にはMatroxのMGA-IIカード(詳しくないので良く知らないが、多分その辺の時期の製品だ)とかも沢山吊されていたりする(苦笑)。

 一瞬Imagine 128 Series IIを再び買いそうになったが、金が無いので諦める。

 まぁ、昨日同じ位の値段でMilleniumの8MBを買ったばかりだし、そんなに沢山旧式PCIグラフィックカードを買っても仕方ない(苦笑)。

 

 近所のPCパーツショップでATX電源延長ケーブルを購入。

 今日は忘れなかった(笑)。

 で、早速試したのだが、上手く起動してくれない。

 この場合、色々疑うべき所はあるのだが、2つのコネクタに電源を繋いでも正しく動作する事自体は、以前、某W.T.先輩に渡した300W ATX電源(元々はこの筐体に付いて来た物)と買ったばかりの450W電源でチェックした時に確認済みなので、取りあえず他の部分を調べてみる。

 が、何処を調べても異常は見当たらない。

 で、最後に気付いた訳だ。

 ・・・もしかして、この200W電源ってATX 2.03規格非互換(爆)か??

 というかそれ以外に可能性が無い。

 450W電源と250W電源のペアだと動いて、450Wと200Wでは不可、ついでに250W+200Wもアウト、となったら、客観的に見て、これしか原因が考えられないだろう。

 ああ、どこかに適当な250W位のAT互換機用ATX電源、転がっていないかなぁ・・・。

 

 今月号のアニメ誌を読む。

 ・・・載っていないか。

 ならば推測でもOKだろう、という事で書く(念の為に断っておくが、これはあくまで私個人の願望を多分に含んだ推測だ。まぁ、ガセネタの可能性99%とでも思って読んで頂きたい)が、最近、公刊された各種雑誌やその他の書籍等でのインタビュー記事等を読んでいて、押井守監督の次回作品(待機中のアヴァロン(だったっけ?)の次という意味ね)は神林長平の「戦闘妖精 雪風」ではないだろうか? と考える様になった。

 第一作の方なのか、それとも先日星雲賞を受賞した「グッド・ラック」の方なのかは定かではないが、以前押井監督自身が「撮りたい作品」と明言していた事、某専門誌でのプロダクションIGの方の思わせぶりなインタビュー、それに何より最近書店で見掛けた「グッド・ラック」の星雲賞受賞記念の腰巻きにあった「映像化決定!」の文字をつなぎ合わせると、私はどうしてもこの結論に至ってしまう。

 果たしてこれが正解なのかどうかは、彼の次回作が発表されない限り判らない事だが、もし当たっていたら拍手してやって下さい(笑)。

 

 そういえばアニメ誌で思い出したが、あの鶴田謙二氏の「Spirit Of Wonder」が再びOVA化されるらしい(喜)。

 誠に目出度い事だ。

 これはDVDが出たら速攻「買い」だな(笑)。

 

西暦2000年9月9日

 ひたすらに“Ornithopter”漬け。

 幸せ(笑)。

 DATに落としてみて分かったのだが、“Ornithopter”+CD-ROMの“Orange Disk”第2トラック以降を合わせるとちょうどDT-120テープ一巻分になった。

 実は、試しにちょっとMP3にコンバートした(320kbpsステレオ)データをDATに落として、素のCD-DAを録音した物と聴き比べてみたのだが、やはり痩せても枯れても無圧縮データという事か、最近不調気味の手持ちヘッドフォン(K240-DF/AKG)で聴いていてさえ明瞭に分かる程の差があった。

 まぁ、PCでBGM代わりに聴く分にはこれで全く問題無いと思うのだけど、DAT Walkmanとかで聴く分にはかなり辛い物がある。

 

西暦2000年9月10日

 日経から出ている某書でX68000(初代)のコード名が“HAL”であった事が書かれているのを目にする。

 ・・・そういや、そんな話もあったな(苦笑)。

 また、同じ本を読んでいて、私にとっては忘れ難いMULTI 16が、実は大きな“遺産”をPC業界に残していた事を知る。

 ・・・そうか、表計算ソフトの複数スプレッドシート間の串刺し演算って三菱側スタッフからMultiplan開発依頼時のMicrosoft社への提案事項だったのか。

 こいつは何れは誰かが思いついた事だろうけど、やはり最初に思い付いたってのは大した事だよなぁ(溜息)。

 おまけに、今私達が日常的にPC上で日本語表記に用いている“Shift JIS”コードもMULTI 16開発時の副産物か・・・。

 言われてみれば、確かにあのマシンの専用OSであった“日本語CP/M-86 Ver.1.0 Rev.1.1”(三菱電機/Digital Researchとクレジットされていたが、日本語化はOEMで当時のASCII/Microsoftが関わっていたらしい。そう言われれば、ひどくプレーンなMicrosoft BASICが組み込まれていた事にも納得がゆく)って日本語表示はShift JISコードだった。

 というか、あまりに当たり前過ぎてShift JISである事を意識した事が無かった(苦笑)。

 

 余談だが、この辺の話を読んでいて、ふと三菱のM3300というマシンの事を思い出した。

 確か高校の頃に三菱からダイレクトメールでカタログを貰った(MULTI 16の登録ユーザーだったのでそーいう事もあったのだ(笑))、80286をCPUとするEGA互換グラフィックカード搭載のPC/AT互換機。

 まだDOS/VもAXも存在しない頃なのに、“業界標準のDOSアプリケーション(どうもIBM PC/AT用英語版アプリケーションの事を言いたかったらしい(苦笑)。何とも歯切れの悪い表現だ(笑)。)の動作可能な日本語MS-DOS Ver.3.3”と“日本語Concurrent CP/M-86(CCP/M-86:マルチタスク動作するCP/M-86。そのカーネル部の実装は後のDR-DOSに継承されたらしい)”が標準OSで、おまけに一部機種ではMULTI 16用拡張カードが変換アダプタを介して利用可能(つまり、MULTI 16のバスはPC/XTのそれに酷似していたという事になる(苦笑))という、今考えてみると物凄く先進的というか先見の明がある仕様のマシンだったのだけど、あの超薄型ノートPC“ペディオン”がそうだった様に、どうも三菱電機のPCは時代に先行し過ぎてビジネスチャンスを逸する傾向があって、結局の所この機種もその例に漏れなかった。

 まぁ、その辺はいかにも殿様商売の三菱らしいとは思うのだが・・・。

 

西暦2000年9月11日

 通学途中に、これまで準備工事が進められていたJR西日本221系近郊電車へのヨーダンパの取り付け工事が遂に本工事に入った事を知る。

 見た限りでは、クモハ221-45 + モハ221-45 + サハ221-45 + クハ221-45の4輛(これらは末尾番号の異なるモハ220 + サハ220を組み入れて6輛編成で運行されているが、残り2輛については確認しきれなかった)の車体側支持架と台車との間に真新しいダンパが取り付けられていた。

 このヨーダンパは、基本的には台車の首振りを抑制する事で高速走行時の直進安定性を向上させる事が目的の部品なのだが、新快速の最高速度130km/h化に伴う運用車輛の223系への統一で、国鉄からの継承車である113/115系近郊電車と共に最高速度が110km/hの快速運用専用に格下げされてしまった221系に、それも今頃取り付けるというのは一体どういう意図があっての事なのだろうか?

 この221系は、MT-61という国鉄時代最晩年に開発されて713系900番台交直流近郊電車でひっそりデビューを飾った直流直巻モーターの改良型を装架していて、現在北陸トンネル等で130km/h運転を実施している485系特急電車(113/115系と共通のMT-54系モーターを装架)と比べても有利な設計(実際、湖西線における性能試験では最高速度160km/hをマークしている)なのだが、まさか今更新快速運用にこの系列を入れるとは考え難いし・・・。

 ・・・本当に一体何の為に改造をしているのだろう?

 

 AT2号機から、これまで長らくインストールしてきたWindows NT Workstation Version 4.0を削除。

 とりあえず、Windows 2000がある程度安定した事と、NTの使用頻度が極端に低下して、ここ2ヶ月程は皆無に近かった事、それからHDのパーティション構成の都合上、どうしても邪魔になった為である。

 で、この作業の関係でWindows 2000の方も新規インストールする必要が生じたのだが、少し考えて今回はACPI対応モードでインストールする事にしてみる。

 今までは、ACPIではおよそ動きそうにない怪しげなデバイスが挿さっていたり、そもそもBIOS側の対応が怪しかったりしていたので見送って来たのだが、APMモードではどうしても電源のオートシャットダウンが出来ず、何とも不便だったのでACPI対応化に踏み切ってみた。

 流石に、拡張スロットに挿すカードを整理して、YMF-744のサウンドカード(ACPI対応)とSPECTRA 5400 Premium Edition以外何も挿さない状態にしていたので失敗する可能性は低かったのだが、インストーラのBoot時にF5キーを押しっ放しにしてACPI用のHALを選択した以外は特に何のトラブルもなくインストールが完了し、その後も全くノントラブルで動作する上、電源ボタンを押しただけで高速シャットダウン+電源オフが実行される様になった。

 まさかここまであっさり話が進むとは思わなかったのだが、誠にめでたい(喜)。

 ハードの対応/非対応の判別は大変だが、とりあえずマルチプロセッサ対応のマザボを使っていて、かつACPIが機能し得る事がハード的に保証される(例えばAsustekのP2B-Dはリビジョン1.06以降の板でないとハードウェア的にACPI動作が保証されない)というのであれば、Windows 2000は多少の手間は惜しまず、ACPIモードでインストールすべきであると思った。

 まぁ、ISAのカードをどうしても入れておく必要がある、とかいうのならば話は別だけど(苦笑)。

 

 そろそろ、倉庫に転がしてあるAT1号を組み直して戦線復帰させるべきなのかも知れない。

 気づいてみると、あのマシンを復活させるのに必要なパーツは3.5インチFDDとマウス以外全て在庫部品で賄える様になっていた(苦笑)。

 今更Millennium WRAM 8MB + Triton HX + Pentium 133MHz + EDO DRAM 32MB + Ultra Wide SCSI(53c875)+ 2.1GB Ultra SCSI HDDという様な前時代的なマシンを組んでどうするのだ? という話もあるけど、古いOSを動かすだけの為にこういうマシンを用意しておくのも悪くないかも知れない(笑)。

 正直、今のマシンじゃ、OS/2とかWindows NT 3.51とかいった古いOSはドライバが無かったりして、まともには動かせないものなぁ・・・。

 

 NHK-FMで再放送中のラジオドラマ“オルガニスト”をエアチェック。

 今は亡き塩沢兼人が主役(テオ)を演じる、ファンタジーノベル大賞受賞作を原作とする作品だ。

 この時期にこれを再放送するというのはやはり、年間スケジュールの縛りの大きなNHKに出来る、彼に対する精一杯の餞なのだろうと思う。

 スピーカーから流れる、彼の若々しい声に少し涙する。

 

西暦2000年9月12日

 Makの“Firaball”クリア版をゲット。

 新規制作のパッケージが滅茶苦茶カッコエエ(笑)。

 中身を見ていて、あの複雑な金型で透明樹脂を過不足無く流す事の大変さを思う。

 なるほど、これだと物凄く歩留まり低そうだなぁ(苦笑)。

 何やらランナーから切り離して組み立てるのが勿体ない様な出来映えだ。

 

西暦2000年9月13日

 セカンドインパクトは起きなかったね(笑)。

 

 ・・・・・・ベタなネタですまぬ(謝)。

 

 その祟りなのか、突如AT3号が起動しなくなる(泣)。

 正しくは、SCSIアダプタ(DC-390F/Tekram)が68ピンケーブルでつながれたHD(DDRS-34560W/IBM)を見つけられず、ブートに失敗してしまうのだ。

 当然このままでは非常に困るので、まずケーブルを交換してみる。

 アダプタ側は一応ドライブを発見する様にはなったが、「Wide転送時にエラーが発生しているのでNarrow設定に変更してくれ」というダイアログを表示してHDを切り離してしまう(爆)。

 ・・・どういう事だ(汗)?

 この場合困るのは、壊れているのがHDなのかSCSIアダプタなのかが判然としない事だ。

 とりあえず対策案は幾つか考えられるのだが、朝に家を出る直前に気づいたので、仕方なくそのまま放置して出掛ける事と相成った。

 最悪の場合、このHDは廃棄処分なんだよなぁ・・・(溜息)。

 

 この余波という訳でもないのだが、ふと気付いてみると、2号機のWindows 98も起動しなくなっていた。

 ・・・ブルータス、おみゃーもか〜! って感じだが、どうも先日のBIOSの電源管理のACPIモードへの切り替えが悪影響を及ぼしたらしい。

 まぁ、今更多用するとは到底思えないのだけど、これでないと動いてくれないソフトもまだある事だし、とりあえずは再インストールが正解か。

 ・・・ところで、Windows 98のACPIモードでのインストールってどうやるのだったっけ?

 

 秋の終わりか冬までは、なるべくPCのハードをいじらない方針でいたが、どうにも3号機に問題山積なので、止む無く代替ハードウェア調達の検討を開始する。

 新しい部品を2号に入れて、実績ある部品を3号に回すとしても、最低でもHD、マザボ、それにSCSIアダプタは新規購入せねばならないだろう。

 まぁ、実の所を言えば、SCSIアダプタに関しては1つしか候補がないから、自ずと他の部品も決まってはくるのだが(苦笑)。

 

 そんな訳で、まずはUltra 160/m対応2ch SCSIアダプタのASC-39160を購入(爆)。

 ・・・スペックを考えると、幾ら中古にしても異様に安くないか? これ??

 AdaptecのカードなのにまるでSymbios(LSI Logic)のチップ積んだカードみたいな値段付いてる(苦笑)。

 

 ついでにという訳では無いのだが、1年ほど前に岡山のシネマクレールというミニシアターで観た、テオ・アンゲロプロス監督の“永遠と一日”のDVDが出ているのを見つけて、速攻GET。

 7月末に出ていた様だが、全然気付かなかった(苦笑)。

 やるせない、そしてひどく静かな傑作だが、ハリウッド仕立ての大雑把な「大作」が、殆ど悪趣味と言って良い様な派手な宣伝を打って“大ヒット”するこの国では、どんなに素晴らしくとも、こういった他のヨーロッパ産映画はマイノリティとしてショップの片隅に追いやられてしまう事になる。

 まぁ、それでもDVDとして発売して貰えるだけマシというものなのだが(苦笑)。

 

 帰宅後、AT3号のHD(DDRS-34560W/IBM)のコントロール基板が故障している(泣)事を確認する。

 ASC-39160、AHA-3940UWD、Thunderbolt上のAIC-7896、それにDC-390Fの何れもが同じ様な挙動を示したので、そう判断せざるを得ない。

 どうも、先日来の電源容量不足が祟ったものの様だ。

 とりあえず、暫定措置として予備のFireball EX 2.1GBを入れておいたが、3号機には最早SCSIドライブを入れる気にはなれないので、次はUltra ATA/100のドライブ+カードで安くあげる事にしようと思う。

 

 ASC-39160は予想通りのジャジャ馬であった。

 というか、ケーブル長に対して物凄くシビアだ。

 本格的に組み込む時には、この辺をちゃんと配慮する必要があるなぁ・・・。

 なお、カードとしてのASC-39160はやはりAHA-3940UWDとの血の繋がりを強く感じさせる、なかなかに格好の良いカードであった(笑)。

 遂にと言うか、とうとうと言うか、カード上のコントローラ(AIC-7899)が普通のBGAパッケージになってしまったので、あのチタンカラーの薄いAIC-7896/97程には格好良くはないのだけど、それでも2ch分のコネクタが並んだその姿は、64bit PCIという事もあって、何とも言い難い凄みが感じられる。

 ・・・やはりSUPER MICROのSUPER PIIIDMEでも買うしかないのか。

 まぁ、とりあえずMS-6163は廃棄を検討しているので、どのみち1枚は新しいマザボを用意せねばならないのだが。

 

西暦2000年9月14日

 SUPER MICROのPIIIDME(Intel 840搭載マザボ)とSP-401-RA(400W級リタンダントファン搭載電源)、それにMaxtorの52049H4を購入。

 前2者はAT2号用、後者はAT3号用だ。

 大出費。

 PIIIDMEはIntel 840搭載のマザボで、64bit PCIスロットとAGPスロットが付いている、比較的安価なSDRAM対応マザーボードという事になるとこれしか選択肢が残っていなかった(苦笑)。

 手持ちのSDRAM DIMMで動くかどうかは定かではないので、これは一種の賭なのだが、多分動くものと思う。

 SP-401-RAは薙沢の人ご推薦の静音電源だが、本当は買う予定の無かったモノだ。

 では何故買ったのかというと、「セカンダリATX電源コネクタに電力を供給しないと壊れる事がある」とPIIIDMEを買った店の店員氏に忠告されていた為だ。

 それはそれとして、店から買って帰って、パッケージを開けて初めて高価な理由が納得できた。

 ・・・物凄く作りが綺麗でしっかりしてるやん(驚)。

 成る程、「究極の電源」とか「最強の電源」とか言われるのは伊達ではないという事か(苦笑)。

 今後、ATX電源買うとしたらこのシリーズで決定だな(笑)。

 52049H4は3号の壊れたDDRS-34560Wの代わりに、と買ったのだが、正直言ってこんなに愛の無い買い物をしたのは初めてだ(自嘲)。

 ・・・俺、やっぱりATA嫌いだわ(苦笑)。

 

 帰宅後、マシンの大規模改変作業を開始。

 AT2号にSUPER PIIIDME + ASC-39160を入れ、追い出したS1837UANG“Thunderbolt”はAT3号に回して3号のMS-6163は廃棄、それに挿していた各種カードは、とりあえずGAのRevolution 3D以外全て予備役編入と相成った。

 余談だが、マザボ転用に当たって一番の悩みの種であったThunderboltのサイズ問題だが、3号に使っているIW-S800だと、ものの見事にほぼきっちり隙間無く収まる事が判明した(喜)。

 

 ハルキ文庫の新刊を購入。

 笹本祐一の問題作(笑)、「RIO」のリニューアル版(しかも続きがあるらしい)と、妹尾ゆふ子の伝奇ファンタジー、それに下層戦記、もとい仮想戦記作家として知られる林譲治の大作SFの3冊だ。

 何でまたこんな作品群を出す気になったのかは知らないが、まぁ、面白いからいいや(笑)。

 

西暦2000年9月15日

 SUPER PIIIDMEが動いたので、安心してAT2号機用新HDDを購入。

 3号機用が壊れたという事は同時期の2号機用も壊れる可能性がある、という事を名目にして買う事にした(苦笑)。

 で、どうせ買うなら良い物が欲しい、という訳でSeagate社の最新鋭ドライブであるST318451LW “Cheetah X15”をゲット(爆死)。

 何と現時点で世界最速の15,000rpm級18GB Ultra 160/m SCSI対応ドライブだ。

 知人連中がUltra 2 Wide SCSI対応の7,200rpm〜10,000rpm級ドライブを買ってゆくのを横目で見ながら、2年以上もUltra Wide SCSIでじっと辛抱していたのだから、一気にステップアップしても罰は当たるまい(笑)。

 で、早速マシンに組み込んでWindows 2000のインストールを開始したのだが、何をしてもとにかく動きのキレが良くて、すっかり嬉しくなってしまう(笑)。

 平均シークタイム3.9ms(DDRSとかの約半分)というのは伊達ではないという事か(苦笑)。

 例えば連続データ転送速度ならば、ディスクのプラッタの記録密度を上げるか、さもなくばRAID 0構成にすれば比較的簡単に性能向上が望めるのだが、流石にシークタイムだけは、例えRAIDでも余程大きなキャッシュバッファメモリでも積まない限りは性能向上が実現しない部分なので、こういった化け物じみた高回転型ドライブに存在価値がある訳だ。

 

 PIIIDME + ASC-39160へのWindows 2000のインストールで少し行き詰まる。

 Intel 840というチップセットは、基本的に電源管理がACPIオンリーの筈なのだが、Windows 2000でACPI対応でインストールしようとすると何故か青画面が出てACPIの実装に不備がある旨の警告が表示されてしまう。

 これは恐らくBIOSのバージョンが上がれば解決する問題だろう、と推測して探してみると、R1.4のファイルが雑誌付録のCD-ROMから出て来た。

 で、早速BIOSを書き換えると、果たして何事も無かったかの様にするするとインストールが完了してしまった(爆)。

 前にも書いた通り、このマザボは中古で買ったのだけど、一体前の所有者はどんな使い方をしていたのだろうか?

 R1.1のままでは何をするにしてもかなり苦労を強いられたと思うのだが・・・(汗)。

 それとも、それが嫌で売り払ったのだろうか(苦笑)?

 で、どうにかインストールの完了したWindows 2000を立ち上げてみる。

 ・・・おお、素晴らしく速い(喜)。

 CPUがエンジンであるとすれば、メモリやHDD、それにHDインターフェイス等のパーツは足回りに相当する。

 つまり、幾らエンジンが強力でも、足回りが脆弱であれば決してバランスのとれた良い自動車とは成り得ない様に、幾ら高速なCPUを積んでみても、メモリやHDDの性能が不十分であれば、決して快適な動作をするPCは得られない。

 それは、かつて同じコアを共有するAMDのK6-2とK6-III(周知の通り、IIIの方はCPUクロックで動作するセカンドキャッシュを内蔵する)のあまりの性能差を目の当たりにした時にも痛感した事だが、やはり7,200rpm級の3世代以上前のドライブと、最新の15,000rpm級ドライブとでは決定的に体感速度が違う。

 それは、スペックから予想していた以上の、まさに暴力的なまでの威力であって、かつて後輩のU.Y.嬢宅の非力なDESKPOWER S13にDNES-309170UWを入れた時に感じた以上の驚きがあった。

 WindowsというOSが基本的に仮想記憶をフル活用する様にコーディングされている(これに対して、Mac OSは大容量RAMの搭載を前提として仮想記憶に重きを置いていない)関係上、システムの置かれたドライブは極力高速なモデルである事が望ましいのであるが、正直ここまで差が出るとは思わなかった。

 実の所、このCheetah X15の導入にはかなり躊躇したのだが、ここまで強烈な結果を見せ付けられてしまうと、もう後戻り出来そうにない(苦笑)。

 ちなみに、このドライブは予想していた以上に静か(騒音としてはDNESクラスと比べても大差無い)だし、発熱も非常に小さい(DDRS並か)。

 

 ・・・ところで、一体何時の間にこんな事になってしまったのだろうか?

 最初はもっと慎ましく行く筈だったのだが・・・(溜息)。

 

西暦2000年9月16日

 昨日の続き。

 

 昨夜FD絡みで出た異常は、どうも5.25inchFDDがお亡くなりになってしまわれた為であった様だ(泣)。

 まぁ、1988年頃のドライブ、それも得体の知れないジャンク品なのだから何時壊れても不思議は無かったのだが。

 ちなみに、SUPER PIIIDME + ASC-39160 + ST318451LW “Cheetah X15”環境でのWindows 2000のパフォーマンスだが、HD BENCH 3.22で測定してみたところ、同一CPU(Pentium III 750MHz)+メモリ(128MB PC/100 SDRAM(相当)*2)+GA(SPECTRA 5400 Premium Edition)で比較した場合、S1837UANG “Thunderbolt” + ST34501W “Cheetah”の時の2倍という凄い結果が出た。

 無論、この手のベンチの常として、各測定結果の重み付け次第で結果は如何様にも変わりうるから、一概に2倍速だと浮かれる訳には行かないのだが、それでも、HDDのReadとWriteが最低速になる内周で約30MB/s、最速の外周部では実に40MB/sという空恐ろしい結果が出たとあっては、このトータルで2倍という評価も決して間違いではないと思わざるを得ない。

 あるいは、10,000rpm級ドライブとしては比較的初期の製品であるST34501Wではどんなに頑張っても10MB/s程度にしかならなかった事を考えると、SCSIインターフェイス自体の転送モードの相違による性能差(コントローラ自体は世代的に近いのであまり性能差はないと考えられる)というのも、かなりの物なのかも知れないが・・・。

 

 AT3号に組み込んだMaxtor 52049H4にWindows 2000をインストール。

 やはりPIIX4E内蔵のUltra ATAインターフェイスでは真価を発揮し切れていない様だ。

 ただ、このドライブの異様な静粛ぶりは特筆に値する。

 以前、薙沢の人がMaxtorのHDDは静かだ、と言っていたのをふと思い出す。

 発熱も小さいし、確かにこれならHDDを家電に入れようかという話にもなるわなぁ(笑)。

 ・・・それにしてもこれは遅い。

 まぁ、Cheetah X15みたいな反則技の高速HDDと比べるのは絶対間違っているのだけど、DDRSより遅く感じるというのはやっぱ問題だろう(苦笑)。

 やはりUltra ATA/100のインターフェイスは用意する必要があるなぁ・・・。

 

 入れる必要で思い出したのだが、SUPER PIIIDMEはどうもYMF-744系チップ搭載サウンドカードがお嫌いの様だ(苦笑)。

 こいつを挿してWindows 2000を起動すると、あの忌まわしいPnPがカードの存在を検出してレガシードライバ(要するにDOS時代のSB PROエミュレーションドライバ)を勝手にインストールしようとして固まる、という言語道断の状態に陥ってしまうのだ(怒)。

 

 ・・・これだからPnPはPlug and Pray(挿して、それから(無事動作する事を)祈る)の略だって言われるんだよ(嘲笑)。

 

 ES1370(Ensoniq Audio PCI)やCMI8738(Audio Excel AV-511)では特に問題無かった事から察するに、YMF-744用Windows 2000標準ドライバのSB PROエミュレーションロジックには何か問題があるのでは無かろうか?

 しかし困った。

 YMF-744の方はpc-9821Xv13にでも転用してしまえばそれで済むけど、SUPER PIIIDMEの方はそれでは済まない。

 一応オンボードでICH内蔵のAC97サウンド機能+AC97Codecチップによるサウンド入出力が搭載されているのだけど、およそロクな物では無い(こういう代物に音質を期待する人間はよもやいないと思うが)ので、最低一枚はそれなりの音質のサウンドカードが必要になる。

 ならばAT3号から捻出されたAudio PCIでも挿しておけば良いじゃないか、という話もあるけど、アレは実はEnsoniq純正である事が祟って自社純正のWindows 2000用ドライバが提供されておらず、ご自慢のWave Tableシンセが使えないのだ(怒)。

 又、PC-98から発生したAV-511は、何しろ搭載チップのCMI8738がデジタル入出力専用コントローラって評される位アナログ周りや内蔵MIDIシンセがタコなので、デジタル入力専用という事で挿しておく事は出来ても、およそメインのサウンドカードに出来る様な代物では無い。

 そんな訳で新しいサウンドカードを調達する必要が生じたのだけど、一体何を買った物か迷っている。

 まさかこんな事になるとは考えていなかったので、使える予算の殆どはマザボと電源、それにHDD+SCSIカードに突っ込んでしまったから、流石にDigital Audio Labs.のCard Deluxeって訳には行かない(苦笑)。

 又、SB Live!系は今更もう一回買う気にはなれない(アレは一度使ってみればそれで充分。まぁ、余裕があればサウンドフォント用に持っても良いかも知れないけど、それなら折角だからE-muのバージョンを買うよなぁ(笑))ので、これでYMF-744が駄目となると本当に選択肢が少なくなってしまうのだ。

 まぁ、こいつは自業自得あるいは自縄自縛じゃないのか? という話があるが、それにしても選択肢がこれだけというのは・・・(溜息)。

 

西暦2000年9月17日

 ABITのHot Rod 100 PROなるUltra ATA/100対応のRAIDカードを買ってみる。

 差し当たってAT3号で単なるUltra ATA/100カードとして使うつもりで購入したのだが、S1837UANGに挿して起動してみると、何故かBIOSが正しく認識されない(というか、音沙汰無し(爆))。

 もしかしたらS1837側に何らかの障害要因があるのかも知れない、と思ってオンボードのAIC-7896のBIOSを無効にしてみたり、チップそのものをDisableにしてみたりしたのだが、一緒に挿したDC-390FのBIOSは認識されるのにこちらの方は全く反応が無い。

 で、もしかしたらマザボのBIOSと相性が悪いのかな? という事でSUPER PIIIDMEに挿してみるがやはり反応しない。

 って、良く良く考えたらSUPER PIIIDMEもAMI BIOSやん(爆死)。

 もしかして、これってAward BIOS専用か(大汗)?

 だとしたら、困った事になったなぁ・・・(溜息)。

 

西暦2000年9月18日

 幾ら何でもSound BLASTER Live!を買うのは癪なので、物は試しという事でYAMAHAの最新作、YMF-754-R搭載のX wave 6000なるサウンドカードを買い求めてみる。

 お値段は約3千円で、箱の中にはカードとCD-ROM、それから2枚程紙片が同封されているのみ、という非常に男らしい(苦笑)代物だった。

 チップとしてみた場合、YAMAHAのYMF-7x4シリーズはどれも大差無い(デジタル入出力絡みで仕様変更があったのと、PCIバスインターフェイス部が細かく改良された程度で、後は製造プロセスがシュリンクされ続けている位だ)のだが、この754はWindows 2000出荷開始後に出た製品なので、Windows 2000のPnPが見つけても手前勝手なドライバを勝手にインストールされなくて済む筈だ、と考えて買ってみた。

 その後、別の店でPromiseのUltra 100(RAIDではないUltra ATA/100インターフェイスカード)のバルク品が格安で売られていたのでゲット。

 既にHot Rod 100 PROは見捨てた(苦笑)。

 というか、AMI BIOS搭載マシンで使えないのなら、幾ら性能が良くともウチでは使えない。

 考えてみると、ABITのマザボってみんなAwardだから、AMI BIOSに関する検証が出来なかったとしても仕方の無い面はある訳で、そう言う意味ではABITをむやみに責める訳にも行かないのだが・・・。

 推測通りAward BIOSマシンで正しく起動する様なら、何処かに売り飛ばすしかないなぁ・・・(溜息)。

 

 帰宅後、早速Ultra 100をS1837に挿して起動してみる。

 ・・・ちゃんと認識されるやん(爆)。

 斯くして、52049H4はUltra ATA/100で動作する様になった。

 が、あまり速いという感想が無いのは、やはり比べる相手が悪過ぎるという事か(苦笑)。

 取りあえず、結論としてABITの製品は金輪際手を出さない事に決定(苦笑)。

 そして成る程、世間でPromise のATAカードの評価が高い訳だ、とも思った。

 何しろ、常識的なSCSIカード並の安定動作をしているのだから、大した物だ。

 ちなみに、HD BENCHでの計測結果はHDDのRead/Writeで大体10MB/s〜20MB/s程度だから、シーク性能以外はDDRSクラスどころか一頃の10,000rpm級SCSIドライブよりも高速という事になる。

 まぁ、ランダムアクセスに重点を置いて測定したらCheetahとかが圧勝するのは自明の事だから、これはもう局所性の高いデータの読み出しが多いか、それともディスク各所に分散したデータを高速で読み書きする必要があるかという、根本的な意味での使途の相違で選ぶより他は無いだろう。

 ATAで充分高速なシーク性能を実現したドライブが出るというなら話は別なのだけど、プラッタ密度を上げる事に専心して、コストがかかる割にはベンチにあまり響かない(苦笑)、ヘッドのシーク性能向上の問題を等閑に付してきた今のATAドライブは、基幹サーバには使えた物ではないのだろうと思う。

 無論、「個人ユースではそんなシーク性能は不要とまでは言わないが、今のATAドライブ程度でも充分実用に足りるではないか」とか反論されたら返す言葉も無い(苦笑)のだが、それでも、一旦あのCheetah X15の力業による化け物じみた高速レスポンスを目の当たりにしてしまうと、昨今の7,200rpm級ATAドライブは“全然速くない”事に気付かない訳には行かないだろう。

 あるいはこれは、「知らぬが仏」といった類の世界なのかも知れないが・・・。

 悩んでいたAT2号機のサウンドカード問題だが、予想通りWindows 2000のPnPはYMF-754-Rを知っておらず、対応ドライバをインストールするよう求めるダイアログを出してきた。

 で、只今の所最新版であるVer.5.12.01.2228をインストールしたら、問題なく動作し始めた(喜)。

 察するに、MS社が予め用意していたYMF-7x4用ドライバには色々問題がありそうだ。

 というか、今更Windows 2000でSound BLASTER PRO互換モード使う人っているのかなぁ・・・。

 

 今度はAT3号のFDドライブが破損している事が発覚(泣)。

 結局3号機はマザボ、HDD、それにFDDが駄目になった訳だ(号泣)。

 代品としては、安物の2モード品を買うか、それともいっそ思い切ってLS-120ドライブを買うか、少し悩んでいる。

 

 当初かなり不安定だったSUPER PIIIDMEだが、ここへ来てWindows 2000に修正パッチを当てたらかなり安定性が向上した。

 ここで今一度HD BENCHでCheetah X15 + ASC-39160の性能を測定してみる。

 やはり内周部でRead/Write共に31MB/s程度、外周部では40MB/sに僅かに手が届かない程度、という結果になった。

 それなりに使い込んでこの結果だから、いわゆる「ベンチのためのベンチ」的な、フォーマット直後の一切ファイルの無いドライブに対するベンチならば確実に40MB/s超の結果が得られるのではないかと思う。

 つまり、このドライブ(ST318451LW)を4台も同じSCSIバスライン上に接続して使えば、いかなUltra 160/m SCSIでも確実にバスが飽和して、その限界性能の発揮が出来なくなる(バスのネゴシエーションやコマンドプロトコルによるバス占拠を考えると、恐らく3台でも精一杯だろう)訳で、成る程、HD業界が早くも次のUltra 320/mの話をしている訳だ(苦笑)。

 

西暦2000年9月19日

 結局、FDDの補充はハーバーサーカスの祖父地図にあった中古の3mode品(ミツミ/Tomcat)で済ませた。

 お値段\780(税抜)也。

 取りあえずこれでAT3号機はまともに動く様になった(安堵)。

 AT2号がどうやら安定した事を確認。

 やはりアップデートは必須か(苦笑)。

 但し、これはWindows 2000環境の話で、Windows 98では、何故かASC-39160の片チャネルが正常動作しない(IRQ取得に失敗する様だ)という謎の現象が発生して悩む。

 まぁ、今更Windows 98が動かなくても特に不都合は無いのだけど、どうにも気色悪い。

 さて、どうしたものか。

 

 話は変わるが、ACPIは本当に便利だ。

 特に、TYAN製マザーボードでのWindows 2000の電源ボタンによる高速シャットダウンは、本当にこれで大丈夫なのか? と心配になる位高速(その間僅かに2秒)だったりする(笑)。

 確かに、こういうの見せ付けられたら話は違うよなぁ(苦笑)。

 起動もこの位の速度なら尚良いのだけど、それは流石に今のBIOSでは高望みに過ぎるというものか(苦笑)。

 まぁ、だからこそ、ゲイツ氏はWindows Meで高速ブート対応BIOSのガイドラインがどうのと言い出したのだろうと思うが。

 そういう意味では、Microsoft社とIntel社が必死になってレガシーデバイス撤廃を訴えたのも納得がゆく。

 電源管理が殆ど野放しのISAなんて残っていた日には、ACPIがまともに機能する訳無いものなぁ・・・(苦笑)。

 

西暦2000年9月20日

 Hot Rod 100 PROはAward BIOSならまともに機能する事を確認。

 ・・・理性的には理解出来るが、感情的には全く納得がゆかない(苦笑)。

 とりあえず何処かに転売を考えるしか無いなぁ・・・。

 何しろウチには今、AMI BIOSマシンしか無い(厳密にはGA-586HX2が残っているけど、今更アレにUltra ATA/100ドライブを繋ぐ様な使い方をするとは到底考えられない)から、持っていても宝も持ち腐れになるだけなのだ。

 最悪、祖父地図買い取り持ち込みかぁ・・・(泣)。

 

 帰宅後、AT3号がまたもや起動しなくなっている事が判明(泣)。

 Windows 2000の起動中に“Unknown Hardware Error”の文字が(大汗)。

 あ、あんのうんってアンタ、OSの製造元に解らんハードウェアエラーが俺に解る訳無いでしょうが(号泣)。

 色々あがいてみるが、どうしてもエラーが出て止まってしまう(泣)。

 BIOS設定をいじる程度では埒があかないので、仕方なく予備役に回していたST34501W “Cheetah”を繋いで、Ultra 100を挿した状態のままでこちらのドライブにWindows 2000をインストールしてみる。

 ・・・何一つエラーが出るでもなく、するするとインストール完了。

 お前はSCSIドライブでなければ、まともに起動もしないというのか(怒)。

 要するに、AMI BIOSなサーバ/WS用マザボで安物ATAドライブなんか使おうとした私が間違っていた、という事か・・・(溜息)。

 

西暦2000年9月21日

 “鉄道ファン”、“鉄道ジャーナル”、それに“とれいん”の3誌の今月号を購入。

 前の二誌はいつも通りだが、“とれいん”誌は何しろ京阪特急の特集なので速攻ゲット(笑)。

 恐らく、関西地方各地の書店では似た様な光景が繰り広げられたに違いない(苦笑)。

 関東人にとっては“ロマンスカー”=小田急なんだそうだけど、私の様な関西生まれの鉄道ファンにとっては、やはりロマンスカーというのは歴代の京阪特急車や阪急京都線特急車(これも元は新京阪線なんだよなぁ・・・)にとどめをさす。

 というか、“ロマンスカー”=“転換クロスシートの並ぶ2扉車で、しかも特別料金を取らない急行/特急用の車”であって、決して“喫茶室があって回転クロスシート/リクライニングシートが並ぶ有料特急車”では無いという(笑)。

 まぁ私の場合、元ロマンスカーが沢山走っていた山陽電鉄(当時、820/850/2000と3系列の元ロマンスカーが現役だった。で、両親がデートだか何だかでこれらがロマンスカーだった時代に乗ったという昔話を聞かされて育った訳だ)沿線で育った、というのもあるからちょっと特殊かも知れないけど、多分“ロマンスカー”というものの認識自体は、関西の鉄道ファンの一般例から外れてはいないと思う。

 

 デュアル文庫の今月の最新刊より、“おもいでエマノン”と“海底密室”をゲット。

 前者は只でさえエエ話な上に、鶴田謙二のイラスト付き(!)だから買わない訳には行かなかった(苦笑)。

 後者は同じ作者の前作が面白かったのでゲット。

 まだちゃんと読んでいないけど、何やらSFじゃないよなぁ、コレ。

 

 帰宅後、一計を案じてAT3号機のUltra 100+52049H4環境の方でディスクフォーマットをNTFSではなくFAT32にして、Windows 2000をインストールしてみる。

 駄目で元々、というつもりで始めたのだが、何故かコレで成功(爆)。

 ドライバを入れ替えようが、何をしようが、全く問題なく動く。

 それ自体は非常に素晴らしい事なんだけど、どうにも納得がゆかない。

 ・・・何故だ?

 

 森瀬の人から長らく預かっていたX68000PRO-HDを発送する。

 彼から送られていた箱がもうどうしようも無い位ボロボロだったので、あれこれ補強を施して送ったけど、無事に届くのかなぁ・・・。

 その後、彼から依頼されていた原稿をひたすら打つ。

 資料を一切封じた状態で書くので、かなり大変だ。

 一応、前半を書き上げて彼に送ったが、果たして後半はどうしたものか・・・(溜息)。

 

西暦2000年9月22日

 AT3号、どうにか安定に成功。

 思えばこのマシンの不調に振り回された2週間であった(涙)。

 

 AT2号のWindows 2000上でディスクをデフラグすると何故か青画面が出るという現象に遭遇。

 この他ではほぼ完全に安定しているだけに、気味が悪い。

 BIOSの詰めの甘さといい、こういう怪現象の発生といい、Intel 840は未だIntel 440BX/GXの安定度に遠く及ばない事を痛感させられる。

 

西暦2000年9月23日

 YMF-754搭載のX-wave 6000だが、もしかするとこれは“買い”かも知れない。

 何の事かと言えば、この754のSPDIFインターフェイスは物凄く信号精度が高く、しかも安定している事が判明したのだ。

 何しろ、これまで私が買ったSPDIF付きサウンドカードデジタル出力信号の悉くをはねつけてのけた、Esoteric D-2(昔のハイエンドD/Aコンバータ。SPDIF信号の精度に非常にシビア)が、このカードのSPDIF出力を正しく受け取ってアナログ出力してくれたのだから大したものだ。

 少なくとも、オーディオクオリティのデジタル出力は出来ているという事になるから、それだけでもこのカードには価値がある。

 ちなみに、D-2経由の出力だが、流石にカード単体のしょぼいアナログ出力とは全く次元の異なる、もう別世界というかザ・シンフォニーホールとそこらの市民会館位には響きのレベルや深みの違う音が出て来た(笑)。

 まぁ、発売当時の定価が40万円也の高級オーディオ機器と実売価格3千円少々の安価なPC用サウンドカードの音が近似していたりしたら、そちらの方が余程深刻な問題だとは思う(苦笑)けど、やはり値段相応の差があったという事になる。

 

西暦2000年9月24日

 某ショップに取り寄せ依頼していたSUPER PIIIDMEのバックパネルが届いたとの連絡があったので、受け取りに出向く。

 何で又バックパネルを取り寄せせねばならなかったかというと、「マザボを中古で買ったら入っていなかった」為だ。

 で、困った事にはこのマザボ、前に使っていたThunderboltがそうだった様に、LANのコネクタがある関係で普通の配列のバックパネルが使えない(苦笑)。

 それ故これが無いと非常に困った事になるので、仕方なく某ショップにお願いして米国SUPER MICRO本社から取り寄せて貰った訳だ。

 ちなみにお値段は税込み\2,100也。

 これでようやく安心してこのマザボを使う事が出来る。

 

 帰宅後、取り急ぎ買ってきたバックパネルを取り付け。

 ついでにこれまでアクロバティックな付け方をしていたSPECTRA Video Port 600の入力端子部(基板だけ外して使っていた)を元の5インチベイに入れるタイプに復元の上、リタンダント電源を目論んで筐体の背面電源上部に開口した部分に取り付け。

 常々思っていたのだけど、どうしてここに背面に開口した5インチベイを備えた筐体が無いのだろうか?

 この製品にしろ、Sound BLASTER Live!のLive! Drive IIにしろ、誰もがフロントパネル側にケーブルをのたくらせたいと思っている訳では無いと思うのだが・・・。

 

西暦2000年9月25日

 ふと思い立って、在庫予備PCパーツリストを作ってみる。

 ・・・FDDさえあればもう一台組める(汗)。

 そればかりか、LANカードなどは1台に2ポートずつという状態に出来るだけの数が在庫していた(苦笑)。

 まぁ、この内3枚はいずれ古いOSをインストールする専用マシンを組む時の為に敢えてストックしてある(本当に組むのか?)のだが、それにしても1枚は余計だ(苦笑)。

 こうなった理由は明らかで、要するに予定外にマザボ更新をして、LANコントローラオンボードのマザボを買ってしまったからだ。

 そんな訳で、Intel PRO/100+は本当に不要になってしまったので売却を考えている。

 最悪、祖父地図で処分だなぁ・・・(溜息)。

 

 98にAT2号より捻出されたDDRS-39130WとST-34501Wを組み付け、これまで入れていたViking II 9.1GBを外す。

 流石にあの金切り声には耐えられなくなった(苦笑)。

 まぁ、当初よりAT2号への新型HDD導入時には、追い出される旧HDDを98に入れるつもりでいたのだけど、正直な所、98に13GBもHDD入れて何に使えば良いのだろうか(苦笑)。

 差し当たってマルチOS環境の構築を検討しているけど、特に98でなければならないのは、事実上DOSだけだからなぁ・・・(溜息)。

 

 とか何とか言いながらHDDの組付けを完了し、ついでに電源ユニットを同じくAT2号から追い出された450W物に変えたら、いきなりマシンが起動しなくなった(爆)。

 仕方がないので、頭を冷やしてから落ち着いて98を完全分解し、各部の清掃を徹底してから慎重に再組み立て。

 何やら原始的だが、こういう場合には案外これが良く効く(苦笑)。

 ・・・ほら動いた(笑)。

 

西暦2000年9月26日

 ハーバーランドの祖父地図で、長年探していたPC-98用2ch MIDIインターフェイスボードであるS-MPU/PCを中古で発見、即ゲット。

 末期のPnPモデルではなく、自分でDIPスイッチやロータリースイッチを動かしてIRQ(この場合はINTと言うべきか)とアドレスを設定する必要のある、清く正しいS-MPU/PC初代だ(謎)。

 無論、Xv13に入れるつもりで購入したのだけど、既存のMPU-PC98IIと入れ替えるか、それとも2枚挿しで使うかで、少し悩んでいる。

 何にせよ、これで市販98DOSゲーのサウンド周りの動作に関してはほぼ完璧となった(喜)。

 

 「成恵の世界2」をゲット。

 そういえば、「成恵の世界」って「非(ナル)Aの世界」(そういうSF小説があると思いねぇ)に由来したタイトルやったのね(笑)。

 あまりに自然なので気付かなかった(苦笑)。

 

 新大阪駅でクモヤ145の2+1連に挟まれてクハ111が2輛と165系直流急行型電車3連か4連が京都方面へ回送されるのを見かける。

 恐らく吹田工場行きかと思うが、あの感じだと検査目的での回送ではなく廃車回送だろう。

 そういえばここ何年か165系なんて見た事も無かったよなぁ・・・(苦笑)。

 

 帰宅後、S-MPU/PCを挿してからXv13/W16を起動してみる。

 ・・・何故かリセット三回目以降起動しなくなった(爆死)

 明らかに電源絡みのトラブルの症状なので、筐体を開けて中の電源ケーブル群の繋ぎ直しで対処すれば良いのは判っているのだが、何しろ面倒な作業なので気が重い。

 

 SUPER MICROのサイトにBeta BIOSとして、SUPER PIIIDMEの新BIOS(Rev.2.0)が置かれているのに気付いたので、落として来て書き換えてみる。

 ・・・おお、BIOSセットアップ画面のOn Board SCSIが初めてN/A表示になった(喜)。

 一応β版という扱いだが、今の所トラブルは皆無だ。

 

西暦2000年9月27日

 帰宅後、ひたすらに98の起動安定化対策に終始する。

 どうも冷却ファンの複数搭載が原因ではないか? と当たりをつけて色々弄ってみたがどうにも安定しない。

 そこで、仕方が無いので拡張スロットに挿した各ボードを順番に抜いて試していたら、唐突に安定した。

 ・・・PC-FX GAのACアダプタ、挿していなかった(爆死)。

 というか、引っ越しの際のドタバタで行方不明(あるのは確か)になっていたのを忘れていた(汗)。

 そんな訳で、PC-FX GAは抜いてそのスロットは空けたままにしておく事にした。

 

 98が安定動作する様になったので、インストール済みのWindows 2000を起動してみる。

 が、何故か起動途中で停止してしまう(爆)。

 そういえば、PC-98のWindows 2000でVoodoo Banshee搭載カードを挿している場合、PnPが勝手にAT互換機用ドライバを入れてしまうのだった。

 仕方ないのでリセットしてVGAモードで再起動し、NT 4.0用98版ドライバをインストールしたが、正直どうにかならない物かと思う。

 まぁ、AT互換機版のWindows 2000正式対応ドライバさえ自社で提供出来ていない今の3dfx社のお家事情を考えれば、二次的な開発メーカーに過ぎないメルコに多くを望むのは無理というものなんだとは思うが(苦笑)。

 

西暦2000年9月28日

 SUPER PIIIDME+ASC-39160でWindows 98がうまく動かない事の対策として、これまでB,Aの順にしてあったSCSI Channelの順序を、A,Bに変更してみる。

 これでも上手く行かないので、やむなくWindowsフォルダとProgram Filesフォルダの中身を消去し、完全新規インストール。

 不本意だけど致し方ない。

 この後、Windows 98 Service Pack 1、Intel 840用.infファイル、サウンドカード用ドライバ、オンボードLANドライバ、グラフィックカードドライバ、そしてASC-39160用ドライバを、一々再起動を求められる度に再起動して安全を確認しつつインストール。

 恐ろしく手間と時間がかかるので、いささか不本意だが、確実性と問題発生原因の明確な切り分けを行う為には、こうせざるを得ないのだ。

 これでどうにかWindows 98はまともに動作する様になったが、それでも3D Mark 2000のデモモードで落ちるなど、今ひとつ安定性に欠ける。

 これは、恐らくハードウェア側の問題なのだと思うが、被疑者が多過ぎて特定が出来ない(苦笑)。

 さてどうしたものか・・・。

 

西暦2000年9月29日

 予約していた押井守+藤原カムイの「犬狼伝説(全)」を購入。

 非常にかっちりした装丁の逸品だ。

 こうして読み返してみると、成る程先日観た「人狼」の台詞がこの作品のそれに多くを負うていた事が良く判る。

 それでいて、微妙な所で使われ方やニュアンスが変わっているのは、やはりあの「三人組」を意図的に出す/出さないの差による物なのだろう。

 まぁ、その辺はあの曰く付きの問題作である実写映画二本を観ていなければ、恐らく意識の俎上にも上らない事なのかも知れないのだが。

 

 AT2号機のトラブルの原因推論の過程で、MCH+MRH-Sの熱暴走という要因に思い当たる。

 そもそもIntel 820がコケてしまった最大の原因であるMTHのエラーも、熱雑音に対する信号のノイズ対策の不足が原因であったという事であるから、同じ様な機能を果たすMRH-Sも冷却を充分行うべきだろう。

 で、直接MCH+MRH-Sに風を当てる事にして、ファンを取り付けて強制空冷を実施。

 果たして問題となっているデフラグ途中での青画面=異常停止現象は発生せず、デフラグプログラムに異常が発生して停止した旨のダイアログがウィンドウ上に表示される様になった。

 つまり、確かにMCH+MRH-Sの冷却は不十分であったが、これは決して主因では無かったという事で、この件に関してはDIMMの相性等は問題では無かった事が確定した。

 となると、残るは64bit PCIバスコントローラであるP64Hか、ASC-39160 SCSIカード上のコントローラであるAIC-7899Gの何れかが問題なのではないか、という事になるな・・・。

 

西暦2000年9月30日

 「ファイブスター物語 X」を購入。第1巻を買ったのが確か高校1年か2年の時の事だから、13年か14年がかりで10巻に辿り着いた事になる。

 それにしても、どんどん凄い方向に進化/深化し続けているよなぁ、この話。

 

 昨日の戦訓(笑)に従い、まずはASC-39160を64bit PCIスロットから抜いて32bitスロットに挿し直してマシンを起動してみる。

 これでノントラブルになるなら、今回のデフラグ問題は間違いなくP64HかAIC-7899Gが原因と確定する事になる。

 電源を入れてWindows 2000を起動し、Fドライブのデフラグを実施。

 おお、これまでならば何やら怪しげな挙動を示した末に落ちていた所まで進んでも止まらずに、サクサクと行程が進み、とうとう無事に完了してしまった(喜)。

 これで原因は絞り込めたので、まずは一旦シャットダウンし、ASC-39160を元通り64bit PCIスロットに挿し直して、P64Hに冷却ファンを取り付けて再起動してみる。

 ・・・やはり問題が出る。

 それでは、という事で今度はASC-39160のAIC-7899Gにファンを取り付け、起動し直すと今度は全く問題無く動作する様になった。

 長くなったが今回の問題は、要するにAdaptec SCSI Card 39160の搭載チップであるAIC-7899Gの発熱、特に64bit PCIバス接続での高速転送時のそれが非常に大きい為に、冷却不十分から一種の熱暴走が発生していた為、と確定した。

 今にして思えば、青画面で表示されるエラーメッセージやその原因が毎回異なっている段階でSCSIカードを疑っても良かったのだが、何しろ今回は曰く付きのチップセット採用マザーボードを使っているので、そこまで目が行き届かなかった。

 とりあえず問題なく動作している様なので、今回はこれで良しとするが、正直冷や汗もののトラブルであった。

 そんな訳で、64bitバス搭載マザーボード+ASC-39160/AHA-3960D、あるいはAIC-7899G搭載マザーボードをお持ちで、しかも高速SCSIドライブ上のWindows NT/2000が高負荷動作時に落ちて困る、という諸兄には、AIC-7899Gの冷却徹底をお勧めしておく。

 まぁ、この条件を満たすユーザーって殆どが法人ユーザーなのだとは思うが。

 今にして思えば、ポン橋で大量にASC-39160や29160が中古で流れていたのも、この辺の原因特定を諦めた法人ユーザーが処分した為ではないかと思うのだがどうだろう?

 そうでもなければ、最新製品であるそれらよりもAHA-2940U2WとかAHA-3950U2の方が中古価格が高い、なんて異常現象は発生し得ないと思うのだが・・・。

 

 余談になるが、今回の騒動の過程で、ASC-39160の32bit PCI接続と64bit PCI接続での性能差がかなり大きい事が判明した。

 同一ドライブ、同一システムでのHDDのベンチ結果が、平均で15%程低下しているのだ。

 要するに、AIC-7899Gは64bit PCIバス接続に最適化されているという事で、どうやら、無理をしてSUPER PIIIDMEを買ったのは大正解だった、という事になりそうだ(苦笑)。


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