PA-500
で、このPA-500はそのPOCKET DBのひとつで、PC-1270を流用して作られた製品です。普通にPC-1270を使おうと思ってもメモ内容を入力するためのキーボードがありませんので、それをカバーを兼ねたキーボードを追加することで解決しています。 PA-500はヤフオクなどでもまず出品されない貴重(と思うかどうかはそれぞれだけど)な製品ですが、一連のこのページをご覧のある方から譲っていただきました。新品同様品ということでしたが、さすがに経年変化は避けられなかったかキーボード部分で一部接着がはがれている箇所があります。まぁ、これはゼイタクというところなのですがね。 |
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アルファベット部分はABC順に並んでいて、パソコンなどの経験者ではなく全くの初心者をターゲットにしていることが伺えるかと思います。 |
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| PC-1270をベースにしているだけあってPC-1246/1247相当のBASICを装備しているものと期待されますが、どうもROMをデータベースプログラムにかなり食われているらしく、使える命令と関数はこれだけしかありません。 |
| 命令 | CLEAR,END,GOSUB〜RETURN,GOTO,IF〜THEN,INPUT,LET,MEM,NEW,PRINT,RUN,USING, LLIST,LPRINT,CLOAD,CLOAD?,CSAVE |
| 関数 | EXP,INT,LN,LOG,^ |
| んーと、FOR文がないのは気のせいでしょうか??三角関数もないですね?!文字列変数は使えるようですが文字列操作関数とか文字関数もないですし、配列が使えるといってもA(*)のやつのみで別の名前とか二次元以上のものもありません。マニュアルをよく見ると「シンプルBASIC」とありますね。シンプルにも程があると思うのですが…。 |
| で、どうも輸出先ではPC-1100という型番で、ポケコンとして発売されていたようです。海外ではPOCKET DBという商品展開がなかったためでしょうが、まぁこの仕様を見ればデータベースにポケコンがくっついているというよりは、ポケコンにデータベース機能があると思うほうが自然でしょうね。それでも型番を1200より小さくしたのはやはりシンプルBASICが貧弱だからなのでしょうか…。 |
| といいますか、実は当時これにかなり憧れたのですよ。まずカナが使えるということ。高級機種のみの機能といえたカナ表示、PC-1250/1251のグラフィック機能で無理やり表示とか印字とかしてたのですが、低価格機(といっても定価18000円でしたが)でそれが実現されているのがポイント。さらに2行表示もいい。表現力がアップします。でも愛は盲目といいますか、当時BASICの仕様がこんなに貧弱だとは思ってもみませんでしたよ。奥義というと大げさですが、ポケコンの狭いメモリを有効に生かすいろいろな技が使えませんからねぇ。 |
| なおこの2年後、ポケコンにデータベースを付加するという試みはPC-1246DB/1248DBという形で復活します。この時はROMの容量を十分に確保できたと見えて、BASICの機能はフルスペックでしたし、データベースのデータを配列変数からアクセスできるという機能までありました。これらの機種についてはヤフオクでも度々出品されますし、人気があるのか悪くない価格にて落札されているようですね。 |