MZ-8BIO3
(MZ-80B/B2/2000/2200/700/800/1500用RS-232Cボード)

 つまりはRS232Cボードです。D-Sub9ピンコネクタが二つ、2chを入出力できます。カードエッジのバスコネクタの側にある黒い大きな部品(表面にブロック図が描いてある)はハイブリッドICというもので、機能としてはZ80SIO/0と同じです。だったらそれを載せればいいじゃん!と思うところなのですが、このボードにはカレントループという通信規格をサポートする機能があって、それに対応するためにこんな部品を使わざるを得ないことになっているようです。
 またシリアルのボーレートは最近では(いや、ずいぶん昔からか)ソフトから設定できるようになっているものですが、このボードではボード上のDIPSWで設定するようになっています。上の写真の、上のほうに10個のスイッチが2列並んでいるのがわかるかと思いますが、これがボーレート選択スイッチです。メーカーとしては、一度シリアルポートを接続したらその相手を変えることはめったにないと思ったのでしょうけど、後の使われ方を見るとちょっと見当はずれでしたね。MZ-2500にはMZ-80B/2000モードにてこれをシミュレートする機能があったのですが、ボーレートはIPLの機能として'E'キーを押しっぱなしにすることで設定することができるようになっていました。

 さすがにカレントループは需要が少なかったと見えて、廉価版となるMZ-1E24では素直にZ80SIO/0を使用し、カレントループなしということになりました。ボーレートがボード上で半固定というのは変わりませんでしたが。
 このボードはOh!MZ誌にて回路図が掲載されたこともあって、しかも機能のわりに単純だったので、MZ-1E24相当ですがほとんど同じものを作ったことがありました。雑誌掲載のプログラムとかもちゃんと動きましたが、その後突然動作しなくなってしまいました。いつか修理したいと思いつつ…。

 下の写真にはショートプラグによるジャンパがたくさん並んでいますが、これは9ピンコネクタの端子の配列をノーマル・リバースに切り替えるためのものです。

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