CZ-8BE1
(X1/turboシリーズ用拡張I/Oボード)

 拡張I/OボックスであるCZ-81EB/CZ-8EB3を接続するための、拡張ボードです。X1Cで拡張ボードを接続するためにI/Oボックスがあったわけですが、その拡張バスコネクタと同じ信号を出すためのボードというわけです。
 MZ-800用拡張I/OボックスであるMZ-1U06を接続するための拡張I/Oボード・MZ-1E20では単にバスの並びを変えただけだったのですが、こちらはちゃんとバッファを通してあります。まぁこれも善し悪しで、データバスをバッファリングする場合は方向制御が必要になるわけで、そうするとタイミング的に安全なのかとか、内部でバスファイトしないのかとか、いろいろ心配になる要素はあるんですけどね。

 しかし、なんとも未実装のICの多いこと…。
 裏面はこんな感じ。シリアル番号を書く欄はありますけど、シリアル番号は表に刻印してあるわけで…。

 で、欠けているLS27とかがどうなっているのかパターンを追いかけたことがあるんですが、確かフロッピーと同じアドレスをデコードしていたと思います。でも結局今のこのボードの機能とは分離した状態で存在していて、いったいこれは何をやりたかったのだろうと…。

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