絹糸会社を経営していた中澤實氏が、会社の先行きにかげりが見えてきたのをきっかけに、appleIIソフトの輸入、販売を始め、1979年9月にスタークラフトが誕生。当初はビジネスソフトが中心でしたが、日本人ゲームデザイナー、トニー・スズキ氏がappleIIで作った「Apple Galaxian」、「Alien Typhoon」などをBroderbund Softwareから発売したところアメリカで大ヒットとなり、スタークラフトの名前が知れ渡りました。
日本でマイクロキャビンの「ミステリーハウス」がヒットすると、同名の作品を発売していたSierra On-Lineが難色を示し、なんとかしてほしいとスタークラフトに依頼。しかし日本の法律ではどうすることもできないので、日本語版をスタークラフトで移植することが決定したそうです。
このSierra On-Lineのアドヴェンチャーシリーズを皮切りに次々と作品を発売し、appleIIに憧れていたプレイヤーたちを喜ばせました。もっとも、初期のスタークラフトの移植版はあまり出来がよくなく、どちらかというと批難のほうが多かったようですが。そんな声に発奮してか、徐々に欠点が改善されてゆき、後にはオリジナルのappleII版を超えるほどの完成度を誇るまでになりました。
オリジナル版の発売元からはマップやインヴェントリーのリストが来るだけで、ソースリストはもらえなかったそうです。ということは、実際にゲームを走らせてシナリオやグラフィックスを起こさなければならないわけで、それを考えると作業は大変だったでしょう。
なお、いくつかのソフトは発売からしばらく経ってから、価格が下げられ、「普及版」として再発売されています(内容はそのままです)。現在の「プレイステーション ザ・ベスト」のようなものですね。
1983年
1984年
1985年
1986年
1987年
1988年
1989年
未発売