これまた大分古いネタですが--2008年の『週刊少年ジャンプ』NO.51(12月1日号)掲載の『こちら葛飾区亀有公園前派出所』、「忍者になりたいの巻」にMSXが登場。食事に入った定食屋で偶然発見しましたので、ネタとして取り上げます。

秋本治『こちら葛飾区亀有公園前派出所』より
MSXのエピソードというよりは、ステルスゲームジャンルについて説明するくだりで、『メタルギア』のプラットフォームとしてMSXについて触れられたという流れですが、注目すべきは中川圭一巡査による説明中のこの部分。
1983年にMSXというゲーム機が発売されました。ファミコンが発売される以前の話です。MSXは今に比べると性能が低いので、対戦ゲームの開発は苦労が多かったのです。そこで対戦しないまるで反対の発想のゲームをMSX2で発表しました。それが『メタルギア』です!
「対戦ゲームを開発するのが性能的に困難なので、対戦しないゲームを作った」とはまた斬新な歴史解釈ですが、それはさておき。西和彦氏はじめ関係者は強く否定するとはいえ、世間的には「MSXはゲーム機」という認識が強いのだなと改めて思い至った次第。
こうした認識の底にあるのは、MSXをはじめとする「ホームコンピュータ」と呼ばれる廉価パソコンが家電製品として流通したと同時に、「TVゲーム」製品としておもちゃ屋で販売されていたことが手伝っているのでしょう。
